名探偵コナン 天国へのカウントダウン

名探偵コナン 天国へのカウントダウン

友情、互いへの信頼、そして愛を胸にコナンと仲間たちが最大の危機に挑む!

本格ミステリーとスペクタクルなアクションピュアな恋愛模様にドキドキ!

名探偵コナン 天国へのカウントダウン 「名探偵コナン」の劇場版5作目で、コナンファンの中でも高い評価を得ている作品のひとつである「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」。超高層ツインタワーを舞台に、コナンと蘭、少年探偵団の面々が大活躍を見せる、スペクタクル・ラブ・アクションだ!

物語の縦軸となるのは、連続で発生する殺人事件。西多摩市にできたばかりのツインタワーに関連する人物ばかりが狙われ、殺害現場には2つに割られたおちょこが置かれているという奇妙な共通点が…。果たして犯人は誰なのか。そしておちょこに隠された犯人の意図とは何なのか。キラリと冴え渡るコナンの推理はもちろんのこと、独自に捜査しようと奔走する元太、光彦、歩美の少年探偵団のガンバリにも是非ご注目を。

そんな連続殺人事件にまつわる王道の謎解き劇に密接に絡んでくるのが、黒の組織。灰原の姉・明美を殺害したジンとウォッカが、なぜかツインタワーを狙っているようなのだ。そして黒の組織からは足を洗ったはずの灰原も、夜になると誰かにこっそり電話をしている様子で…。灰原は再び黒の組織に寝返ってしまったのか? そしてジンとウォッカの目的とは? 伏線が幾重にも張り巡らされた、衝撃の展開にハラハラドキドキ。

名探偵コナン 天国へのカウントダウン そして、シリアスなミステリーを彩るのが少年探偵団たちの胸きゅんの恋模様。新一を一途に待ち続けている蘭。自分が新一であることを蘭に打ち明けられず、彼女を見つめるだけのコナン。そんなコナンの蘭への思いを知りながらも、コナンへの胸のトキメキを抑えられなくなってしまう歩美。そして歩美に思いを寄せている光彦は、灰原にも惹かれている自分の本心に気付き、思い悩むことに! 強い友情で結ばれている少年探偵団の恋心が複雑に交差する様は、見ているだけで胸が痛くなるほどピュア。しかも恋する子どもたちの胸のドキドキが、物語の大きなカギを握っているのだ!

もちろん、原作の青山剛昌とこだま兼嗣監督が「劇場版はアクションがなきゃ!」と声を揃えるアクションシーンもド迫力! ジンとウォッカの手で仕掛けられた爆弾が爆発し、高層ビルの全電源が停止。炎に包まれたビルから、コナンたちはいかに脱出するのか!? 愛する人にもう一度会うために…。少年探偵団を救うためにコナンは、スケボーでスーパージャンプを決め、そしてクライマックスではコナンと少年探偵団、灰原が全員の力を集結してピンチに立ち向かう! アニメでしか実現できない手に汗握るスペクタクルなアクションシーンは必見だ。

「少年探偵団の誰かになりきって見るとより一層作品を楽しめるはず」とこだま監督。その言葉通り、お気に入りの誰かに感情移入して物語に入りこんでいると、信頼できる仲間がいればどんな困難でも乗り越えられるというこの作品のテーマが、よりズシンと胸に響くだろう。大人も子どももそろって楽しんでほしい、エンターテインメントだ。

高層ビルの関係者を襲う連続殺人事件と黒の組織の陰謀にコナンが立ち向かう!

名探偵コナン 天国へのカウントダウン ある日、いつものようにキャンプにでかけたコナン(高山みなみ)と阿笠博士(緒方賢一)、灰原哀(林原めぐみ)と少年探偵団の3人。キャンプ場に一泊した翌日、一同は西多摩市に新しくできたばかりのツインタワービルに立ち寄ることに。そこに、偶然蘭(山崎和佳奈)と小五郎(神谷明)、園子(松井菜桜子)がやってくる。ビルのオーナーでパソコンソフト会社社長の常磐美緒(藤田淑子)が小五郎の大学時代の後輩だということで、オープン前にビルの中を見学できることになったのだ。美緒の秘書のちなみ(久川綾)やプログラマーの原(橋本晃一)からビルを案内してもらう一同。10年後の自分の顔を予測してくれるソフトを体験したりして、原と少年探偵団は意気投合している様子だ。そんな中、最上階ではオープニングパーティに向けて、美緒と日本画家の如月峰水(永井一郎)、設計を担当した風間(小杉十郎太)と市会議員の大木(渡部猛)が準備の真っ最中。そこに、ビルの前に黒いポルシェが止まっているという情報が! 黒の組織の車に違いないと一階に降りるコナンだったが、車は走り去った後。一体、黒の組織がツインタワーに何をしにきたのか…。不安に思うコナン。

名探偵コナン 天国へのカウントダウン その翌日。ツインタワーのホテルに宿泊していた大木が殺害された。彼の手に握られていたおちょこが犯人を示すダイイングメッセージなのではないかと捜査を開始する目暮警部(茶風林)。歩美(岩居由希子)、元太(高木渉)、光彦(大谷育江)ら少年探偵団の3人も、コナンに内緒で事件を解決しようと企んでいた。でも、コナンはそんなことはお見通し。4人は風間の仕事場と如月の自宅を訪れるのだが、収穫は何もなく…。一方、阿笠博士は灰原の不審な行動に気付いていた。彼女が夜な夜な誰かに電話をしているようなのだ。黒の組織で“シェリー”というコードネームを持っていた灰原が再び彼らとコンタクトを取っているのではないかと、博士は心配するのだが…。

その直後。原の自宅に遊びに行ったコナンと灰原、少年探偵団たちは、原の遺体を発見。その横にはまたしても割られたおちょこが転がっていた。おちょこはダイイングメッセージではなく、犯人が置いていったものだったのか!? そんな中、捜査陣の反対を押し切って、美緒はツインタワーのオープニングパーティの開催を決定。コナンたちも出席し、和やかにパーティが進行する中、如月が寄贈した日本画が披露されることに。しかし、大きな幕が上がった瞬間、思わぬ人物がその画の前にピアノ線で吊り下げられた状態で発見される!! そして、地下の電気室で次々と爆弾が爆発。ビルの電源が完全にストップしてしまった!

果たして連続殺人事件と、ビル爆破事件の犯人は? 黒の組織の狙いは一体何なのか…? そしてコナンと蘭、灰原と少年探偵団の面々は無事にビルから脱出することができるのか?

名探偵コナン 天国へのカウントダウン

キャスト

<江戸川コナン>
高山みなみ
<毛利蘭>
山崎和佳奈
<毛利小五郎>
神谷明
<工藤新一>
山口勝平
<灰原哀>
林原めぐみ
<吉田歩美>
岩居由希子
<小嶋元太/高木刑事>
高木渉
<円谷光彦>
大谷育江
<ジン>
堀之紀
<ウォッカ>
立木文彦
<目暮警部>
茶風林
<阿笠博士>
緒方賢一
<白鳥警部>
井上和彦
<鈴木園子>
松井菜桜子
<常磐美緒>
藤田淑子
<大木岩松>
渡部猛
<沢口ちなみ>
久川綾
<原佳明>
橋本晃一
<風間英彦>
小杉十郎太
<如月峰水>
永井一郎

スタッフ

<原作>
青山剛昌
(小学館・週刊少年サンデー連載中 よみうりテレビ・日本テレビ系放送中)
<監督>
こだま兼嗣
<脚本>
古内一成
<プロデューサー>
諏訪道彦
吉岡昌仁
<音楽>
大野克夫
<演出>
原田奈奈
<キャラクター・デザイン>
須藤昌朋
<美術監督>
渋谷幸弘
<撮影監督>
野村隆
<編集>
岡田輝満
<録音監督>
小林克良
<音響効果>
横山正和
<音楽プロデューサー>
田中孝
<ストーリー・エディター>
飯岡順一
<制作デスク>
大塚峰子
<主題歌>
「always」 倉木麻衣(GIZA studio)