政治中国監視船3隻が尖閣周辺に侵犯 「妨害するな、直ちに中国領海から離れろ」2012.7.11 12:04

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中国監視船3隻が尖閣周辺に侵犯 「妨害するな、直ちに中国領海から離れろ」

2012.7.11 12:04 尖閣諸島問題
沖縄県・尖閣諸島の久場島=2011年6月

沖縄県・尖閣諸島の久場島=2011年6月

 11日午前3時55分ごろ、沖縄県・尖閣諸島の久場島北西約29キロの日本の接続水域に、中国の漁業監視船「漁政35001」が入ったのを第11管区海上保安本部(那覇市)の巡視船が確認。4時10分ごろには、付近を航行していた「漁政204」と「漁政202」も接続水域に入った。その後、3隻は日本の領海に相次ぎ侵入し、午前8時すぎまでに領海外に出た。

 中国公船の領海侵犯は今年3月以来2回目で、政府が尖閣諸島の国有化方針を表明して以降は初めて。

 11管によると、巡視船が漁業監視船3隻に領海からの退去を求めたところ、「本船は中国の海域で正当な公務を執行している」と応答があり、「妨害をするな。直ちに中国領海から離れなさい」「魚釣島を含む島嶼(とうしょ)には中国の領土である」などと主張したという。

 3隻は接続水域を航行中で、巡視船が警戒を続けている。

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中国の漁業監視船「漁政204」=5月、沖縄県・尖閣諸島の魚釣島西北西約34キロ(第11管区海上保安本部提供)

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