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'12/6/23

マツダ、RX―8最後の生産


 マツダは22日夜、本社宇品第1工場(広島市南区)で、ロータリーエンジン(RE)を搭載するスポーツカー、RX―8の最後の生産に当たった。

 マツダは今月、特別仕様車のスピリットRなどRX―8を、昼夜2交代で1日に20台余りずつ生産してきた。21日、RE工場ではエンジンの生産を全て終了。22日の夜勤では、このエンジンを載せたRX―8を組み立てた。

 21日、RE工場では生産終了の式典を開催。従業員ら約100人が集まり、幹部やREの開発陣が研究の継続を誓った。

 RE車は世界でマツダだけが量産に成功し、1967年5月発売のコスモスポーツから搭載。200万台弱を販売した。

 マツダは今後もエンジンの生産ラインを維持。来年にはREを発電機に使った電気自動車のリース販売に乗り出すが、REを主力エンジンとした車は世界市場からいったん姿を消すことになる。




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