2012.6.11 22:40

4点リード守れず…ロッテ交流戦首位浮上逃す

ロッテ先発の渡辺俊=東京ドーム(撮影・今野顕)

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 (セ・パ交流戦、巨人8-4ロッテ、最終戦、2勝2敗、11日、東京ドーム)ロッテは序盤で4-0とリードしたが、投手陣が打たれて交流戦の首位浮上を逃した。渡辺俊は五回途中で7安打4失点と攻略され「杉内投手から大量点を取ってくれたのに踏ん張れなくて申し訳ない。打たれた球は全部甘かった」と落胆した。

 快進撃を支える中継ぎ陣は中2日以上の状態だったが、五回のピンチで救援したのはこの日が今季5試合目の登板となる中郷で、阿部に手痛い逆転2ランを浴びた。継投策について、西村監督は「六回なら内も考えられるが…。こういう投手起用をして打たれたんだから失敗でしょう」と話した。(共同)

ロッテ・高橋ヘッドコーチ(逆転負けに)「もったいなかった。駄目な試合は解説するより、こういう日もあるさ、と気分転換をすることだよ」

ロッテ・鈴木(右翼フェンス直撃のプロ初安打)「本塁打かな、とちょっとだけ思った。ボールは実家に送ります」

★サブロー通算1000三振

 11日の巨人4回戦(東京ドーム)で二回に杉内から見逃し三振を喫して記録。プロ野球54人目。初三振は95年6月25日のダイエー戦で下柳から。

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