そんな彼なら捨てちゃえば?

そんな彼なら捨てちゃえば?

恋の法則を根底からくつがえす話題の<かつてない恋愛バイブル>

リアルで切ない恋のワンシーンを恋多きキャスト陣が体現!

そんな彼なら捨てちゃえば? 最近、恋人と、あるいは夫や妻とすれ違ってばかりいる。それどころか、気付けば“すれ違う”ことさえなくなっている…なんてこと、ありませんか? パートナーとの関係に少しでも悩んでいる人必見の映画が、この「そんな彼なら捨てちゃえば?」。5人の女性と4人の男性の、様々な恋の始まりとその結末を描く恋愛群像劇だ。

主人公はどこにでもいる「アナタ」。ジジ(ジニファー・グッドウィン)は、男性と食事をしたり会話をしたりするだけで、うっかりそれが“恋”だと勘違いしてしまい、いつも痛い目にあっている。ベス(ジェニファー・アニストン)は、長年一緒に暮らしてきたパートナーのニール(ベン・アフレック)と「結婚」を巡ってすれ違い中。ジャニーン(ジェニファー・コネリー)は夫のベン(ブラッドリー・クーパー)が自分に何か隠し事をしているのではないかと疑い続け、そんな自分を嫌悪する毎日だ。妻がいると知りながらベンに惹かれてしまう歌手の卵・アンナ(スカーレット・ヨハンソン)。ゲイの友人たちのアドバイスを受けながら恋の猛特訓に励んでいる編集者のメアリー(ドリュー・バリモア)。彼らの願いはただひとつ。自分に最適のパートナーを見つけて、幸せに暮らすこと。なのに、どうして…? 物語は、理想の恋を掴もうとジタバタもがきまくる男女の姿を赤裸々に綴っていく。

そんな彼なら捨てちゃえば? 男の子が女の子をいじめるのは、本当に「好き」の裏返し? 出会ってしばらくしても電話が来ないなんて、本当に相手には「その気」があるの? 愛しているけど結婚したくないっていうのは、現実から逃げてるだけなんじゃない? 浮気を正直に告白したのは、本当にアナタを愛しているから? 「セックス・アンド・ザ・シティ」の脚本を手掛けたコンビの原作とあって、恋に迷う子羊たちの胸にグサグサと突き刺さるエピソードが満載。ありがちな「恋愛の法則」なんて、恋が終わったことや、そもそも恋が始まってすらいない事実を認めたくない人々が生みだした都市伝説にしかすぎない…。現実を直視した女性たちが恋をリセットした途端にキラキラと輝き始める姿には、きっと誰もが勇気づけられるはずだ。

プライベートでも恋の話題に事欠かない出演陣が集結しているのも、本作の魅力。ブラピと離婚した後も数々の浮き名を流しているジェニファー・アニストンをはじめ、スカーレット・ヨハンソンやドリュー・バリモアは恋のゴシップが絶えないモテ女の代表格。また、ドリューの元カレだったジャスティン・ロングは、本作を機にジニファー・グッドウィンとも噂になった恋多きメンズだ。最近ではすっかり良きパパ&ママになったベン・アフレック&ジェニファー・コネリーも、かつてはゴシップ欄の常連組。そんなスターたちのリアルな恋愛事情のあれやこれやを思い出しながら作品を楽しめば、面白さも倍増すること間違いなし! 

既に結婚している人も、現在結婚を検討中の人も、まだまだ結婚には遠いけれど毎日頑張って恋している人も。本当に今のパートナーが自分にとって「一番」なのかしら…なんてことが一瞬でも頭をよぎったことがあるすべての男女に送る、トホホとニヤリが満載の恋の応援歌だ。

本当の幸せをつかみ取るために…恋に迷う女たちが下す決断とは?

そんな彼なら捨てちゃえば? ジジ(ジニファー・グッドウィン)は、恋愛に対して過剰な幻想を抱いてしまいがちな、ごく普通の女の子。今日も親友で同僚のジャニーン(ジェニファー・コネリー)に紹介してもらった不動産仲介業者のコナー(ケビン・コノリー)との“初デート”が終わった頃には、すっかり彼との恋が始まったつもりになっていた。

しかし、当のコナーは友達以上恋人未満の関係のアンナ(スカーレット・ヨハンソン)に夢中。一方、アンナはアンナで新しい恋の訪れに心をときめかせていた。その恋のお相手というのが、ジャニーンの夫・ベン(ブラッドリー・クーパー)。その出会いは、神経質なジャニーンとの生活に辟易気味のベンにとっても運命的なものだった。そんなベンの親友・ニール(ベン・アフレック)は、ジジとジャニーンの同僚・ベス(ジェニファー・アニストン)と同棲7年目。ベスは妹の結婚が決まったのを機にニールに結婚をほのめかすが相手にされず、価値観の違いに不満を募らせていた。

ある日。コナーから何の音沙汰もないことに耐えきれなくなったジジは、彼の行きつけのバーで、オーナーのアレックス(ジャスティン・ロング)に恋の悩みを相談することに。過去の経験に裏打ちされた辛辣だが的確なアレックスの助言から、自らが陥りがちな恋の勘違いに気付かされるジジ。ドラマや小説のような恋の“例外”は、滅多に起こるものではないのだ。そんなジジのひと言に大きく心を動かされたベスは、今の自分にとっての幸せはニールとの結婚にあるという本心に辿りつき、結局ニールとの別れを決意する。

そんな彼なら捨てちゃえば? 同じ頃、順風満帆だと思われていたジャニーン夫婦にも危機が訪れていた。ジャニーンはベンが自分に隠れてタバコを吸っているのではないかと彼を疑っていたのだが、ベンが隠していたのはそれだけではなかったのだ。アンナに淡い恋心を抱いていたベンは、最初はアンナを拒絶したものの、アンナの捨て身のアプローチを受けて結局関係を持ってしまっていた。家のリフォームを巡る言い争いをきっかけに、ジャニーンに不貞を打ち明けるベン。ジャニーンは、ベンが浮気を告白したのは愛があるからこそだと自分に言い聞かせるが…。

その後、折に触れて恋の相談に乗ってもらううちに、アレックスが自分の理想の男性だと思い始めたジジは、彼に猛アタックを開始。アレックスは今回の恋もジジの勘違いだと冷たく突き放すが、それ以来、ジジのことが気になって仕方がない。一方ベスとニールも、互いのことが諦められないまま、結婚の意味を考え続ける日々を送っていた。そんな中、ベスの妹の結婚式で、彼女の父親が突然倒れてしまう。そして父の看病に明けくれるベスのもとに、思わぬ“助っ人”が現れた…!

アレックスにふられたことをきっかけに、急激に恋愛上手な女性に成長していくジジ。一方、ジジに自分のペースを乱されまくり、初めて本物の恋の苦さを味わうことになるアレックス。改めてお互いの必要性を認め合うベスとニール。もう一度ベンとゼロからやり直そうと決意するジャニーン。そうとは知らず、アンナとの関係を深めていくベン。そしてメアリーとコナーも、理想の恋を手に入れるために新たな一歩を踏み出そうとしていた。それぞれの思いが交錯する中、彼らが掴み取る新しい幸せの形とは…?

そんな彼なら捨てちゃえば?

キャスト

<ニール>
ベン・アフレック(咲野俊介)
<ベス>
ジェニファー・アニストン(鈴木麻里子)
<メアリー>
ドリュー・バリモア(石塚理恵)
<ジャニーン>
ジェニファー・コネリー(林真里花)
<コナー>
ケビン・コノリー(落合弘治)
<ベン>
ブラッドリー・クーパー(竹若拓磨)
<ジジ>
ジニファー・グッドウィン(園崎未恵)
<アンナ>
スカーレット・ヨハンソン(北西純子)
<ケン>
クリス・クリストファーソン(小山武宏)
<アレックス>
ジャスティン・ロング(浪川大輔)

スタッフ

<監督>
ケン・クワピス
<脚本>
アビー・コーン
マーク・シルバースタイン
<原作>
グレッグ・ベーレント
リズ・タシーロ
<製作>
ナンシー・ジュボーネン
<製作総指揮>
ドリュー・バリモア
トビー・エメリッヒ
ミシェル・ワイス
マイケル・ビューグ
<共同製作>
マイケル・ディスコ
グウェン・ストロマン
<撮影>
ジョン・ベイリー
<美術>
ゲイ・バックリー
<編集>
キャラ・シルバーマン
<衣装>
シェイ・カンリフ
<音楽>
クリフ・アイデルマン
<音楽監修>
ダニー・ブラムソン