ヤマト運輸の宇都宮さくら支店(宇都宮市)、益子・烏山支店(栃木県那須烏山市)の前元支店長の男性計3人が今年8月までの約5年間に、メール便約700通を配達せず、焼却したりシュレッダーで裁断していたことが分かった。
同社によると、処分したのは法人顧客が栃木県内の顧客に発送したチラシなどのダイレクトメール(DM)。このほか、メール便約260通も配達していなかった。
3人は「配達員の不足で、メール便が滞留してしまった」などと事実を認めているという。
8月末に「メール便の投棄が行われている」という匿名の情報が同社に寄せられ発覚した。
【岩壁峻】
毎日新聞 2011年11月12日 12時01分(最終更新 11月12日 13時49分)