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「ジャニーの世界」でベガスに殴り込み

 ギネスブックを出版する英国のギネス・ワールド・レコーズ社から「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」に認定された、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が24日、「ジャニーの世界」(仮)と題した新作ショーでの米・ラスベガス進出を宣言した。Hey!Say!JUMPの公演「さよなら夏休み!SUMMARYスペシャル」が開幕した東京ドームで報道陣に対し、計画を明らかにした。「SUMMARY」「SHOCK」などの舞台で用いられた、各種フライングなどの“ジャニーズ発祥”の演出部分を集めた大作になるという。

 ギネス記録保持者となったジャニー喜多川社長が、新たな計画をぶち上げた。来年にも新しい作品を引っ提げ、ショーの本場・ラスベガスに乗り込んでいくというもの。出演者などは未定というが、タイトル候補は「ジャニーの世界」という。

 これまで喜多川社長が作・構成・演出を手がけた「SUMMARY」、「SHOCK」(主演・堂本光一)、「DREAM BOYS」(同・亀梨和也)、「少年たち」(同・ジャニーズJr.)などで実用された特殊フライング技術や、出演者が消えるマジック(手品)などの“ジャニーズ演出”を凝縮。上演時に、外国人も理解しやすいように手直しするという。

 通用する自信はある。海外からジャニーズ作品を見に訪れたゲストは、水準の高さに驚くという。喜多川社長は「日本のショービジネスはどんどん進化している。(海外に)日本のショービジネスを見ろ!と言いたい」と力を込めた。

 ギネス認定は“ベガス進出”へ最高の追い風になる。「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」となった喜多川社長は「外国でタレントを出すときにも分かりやすい」と“効果”を口にした。

 今回は「‐プロデュースした人物」に加え、「最も多くのナンバーワン・シングルをプロデュースした人物」の2冠に輝いた。「楽しさだけでショービジネスをやってきた。世界一と言われ、本当にうれしい。命ある限りやっていきたい」と大喜びした。それでも、満足はしておらず、「自分でタレントを作り、作品を作るのは世界でもあまりないと思う。今は2部門だけれど、3部門に挑戦していきたい」と意欲を見せた。

 この日の「SUMMARY」は、‐JUMPが風船で地上30メートルに浮かび、円になるフライングなどで5万5000人を酔わせた。総力を挙げて勝負に出る喜多川社長。近い将来、“世界のジャニーズ”になる日が来るかもしれない。







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