エンタメ【紳助さん引退】放送局の損失額は2億3000万円に2011.8.25 20:21

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【紳助さん引退】
放送局の損失額は2億3000万円に

2011.8.25 20:21

 タレント、島田紳助さん(55)=本名・長谷川公彦=の芸能界引退をめぐって、レギュラー番組を制作する民放各局による紳助さん出演済みの番組の放送差し替えの対応がほぼ決まった。収録済みで放送できない番組の損失額だけでも2億3000万円近くに達するとみられる。また、放送局の大きな収入源となっている番組のDVD化などコンテンツの2次利用が見込めないことで、実質の損失額はさらに膨らみそうだ。

 フジ・関西系「クイズ!ヘキサゴンII」は24、31日分の差し替えが決定。TBS・MBS系「紳助社長のプロデュース大作戦!」は来月6、13日分を別番組に。日本・読売系「行列のできる法律相談所」「人生が変わる1分間の深イイ話」は28、29日は前後の番組の延長でしのぎ、テレビ東京・大阪系「開運!なんでも鑑定団」は別の司会者に替えて収録。関西ローカルのABCテレビ「クイズ!紳助くん」は29日分を編集して差し替える。

 民放関係者によると、全国ネットのバラエティー番組の制作費は1本2500~3000万円、関西ローカルで400~600万円(いずれも1時間)が相場とされる。在京局制作分で収録済みは少なくとも7本、在阪のABCは3本で計10本。単純計算で損失額は2億2800万円にのぼる。

 出演契約の内容は、かつては“口約束”が主流だったが、現在は契約書を交わすのが慣例。ただ、放送できなくなった場合-など細かい条項が盛り込まれることは少なく「通例では収録済み分について補償してもらうことになるが、実際に支払った例は聞いたことがない」(民放編成担当)という。

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