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名古屋駅前地区:名鉄が再開発構想…近鉄などと協議へ

 名古屋鉄道の山本亜土社長は24日の記者会見で、自社ビルの建て替えを含めた名古屋駅前地区再開発について来年にも構想をまとめる考えを示した。鉄道乗り換えの利便性を高めるため、近鉄やJR東海、名古屋市などと近く協議を開始する。

 「名鉄百貨店本館ビル」と、名鉄本社や名鉄グランドホテルなどが入る「名鉄バスターミナルビル」は完成から40~50年がたち、再開発が経営課題になっている。山本社長は「1~2年で方向性を示したい」としたうえで「ターミナル機能として何が必要かを検討し、行政や他の鉄道事業者などと協議してまとめたい」と語った。名古屋駅南側で名古屋市が、ささしまライブ24地区再開発を進めており、山本社長は「周辺の開発ともすり合わせをしながら検討していく」と述べた。【工藤昭久】

毎日新聞 2011年1月25日 1時52分

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