ライフ【鳥インフルエンザ】宮崎の獣医師の負担大 1人で246農家担当2011.1.28 23:09

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【鳥インフルエンザ】
宮崎の獣医師の負担大 1人で246農家担当

2011.1.28 23:09

 鶏や牛などの家畜を診断したり、農家に衛生管理を指導したりする家畜保健衛生所の獣医師の負担は、47都道府県の中で宮崎県が最も大きいことが28日、農林水産省の統計で分かった。宮崎県には鶏、牛、豚を合わせ1万1564戸の畜産農家があるが、獣医師は47人しかおらず、1人当たり246戸の農家を担当している計算だ。

 高病原性鳥インフルエンザが発生した宮崎県内の養鶏場では、衛生管理が不十分だったことが農水省の調査で判明しているが、背景には獣医師の不足もありそうだ。

 2番目に獣医師の負担が重いのは、鳥インフルエンザが発生した鹿児島県。家畜保健衛生所の獣医師は76人で、1人当たりの農家数は199戸だ。岩手、宮城、福島の3県の獣医師も1人当たりの農家数が100戸以上となっている。

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