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  • 日米共同演習始まる 空母も参加、過去最大規模 


     米海軍佐世保基地で行われた日米共同統合演習開始式=3日午前、長崎県佐世保市

     自衛隊と米軍による日米共同統合演習(実動演習)が3日、8日間の日程で日本各地の基地と周辺の空海域で始まった。過去最大の規模で、米韓合同軍事演習を終えた米原子力空母「ジョージ・ワシントン」も加わるほか、韓国軍が初めてオブザーバー参加、朝鮮半島情勢が緊迫化する中、日米韓3カ国の結束をアピールする狙いがある。

     米海軍佐世保基地(長崎県佐世保市)では同日午前、基地警備訓練の開始式が行われ、陸上自衛隊などの計80人が参加。あいさつした伊崎義彦一等陸佐は「第一線の人間での防衛訓練が、今後の東アジアの安全の礎になると信じている」と述べた。

     1986年度から始まった実動演習は今回で10回目で、北朝鮮による韓国砲撃より以前から計画されていた。陸海空自衛隊から約3万4千人、艦艇約40隻、航空機約250機、米軍から約1万人、艦艇約20隻、航空機約150機が参加。日本が武力攻撃を受けた想定で日米が共同で対処する。

      【共同通信】