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大阪市営地下鉄「1駅間100円に」 200円から半減を平松市長が指示

2010.8.23 00:50

 大阪市の平松邦夫市長は22日、市営地下鉄の1駅間の乗車料金を現行の200円から100円に値下げするよう交通局に指示していることを明らかにした。短距離の移動を促し、キタやミナミ周辺の活性化につなげ、市の重点課題である放置自転車の減少につなげる狙い。今秋に発表する市政改革案に市営地下鉄サービス向上策の目玉として盛り込みたい考えだ。

 平松市長によると、市営地下鉄の1駅間料金の“ワンコイン”化は、交通局幹部の中には「収入減につながる」と慎重意見もある。しかし平松市長は「利便性の向上により市営地下鉄の価値を高められる。もっと交通局にプレッシャーをかけていく」と実現に強い意欲を示した。

 このほか、キタとミナミ周辺の地下街などで乗客が「途中下車」して買い物ができるよう御堂筋線と四つ橋線、谷町線の梅田周辺駅で現在30分に限定している乗り換え時間を3時間に延長。なんば駅などでも途中下車が可能になるシステムを目指すという。

 また平松市長は、地域政党「大阪維新の会」(代表、橋下徹大阪府知事)が掲げる市営地下鉄の民営化について、「将来的には否定していない」と従来の姿勢を示す一方で、「経営形態の論議にいくのは拙速」として、運行のみ民営化する「上下分離方式」も含めて、地下鉄の民営化方針は市政改革案に盛り込まない意向を示した。

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