セントラム日中の富山市内に 富山地鉄
富山県富山市中心部で23日に開業する次世代型路面電車(LRT)環状線で2日、富山地鉄の新車両「セントラム」の乗車訓練がスタートした。
初日は運転士10人が丸の内―西町方面を結ぶ0・9キロの新設線を含む3・4キロの循環ルートを営業速度に近いスピードで3〜6周し、交通の流れや、停車場から信号までの距離などを確認した。
日中にセントラムが環状線を走るのは初めてとあって、沿線にはカメラを構えた鉄道ファンの姿も見られた。富山地鉄は開業までに運転士47人に乗車を体験させることにしており、訓練は9日頃まで続く予定。
(2009年12月3日 読売新聞)