がん治療などのために摘出した腎臓を別の患者に移植していた病気腎(修復腎)移植で、執刀していた宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠医師(69)が、日本移植学会幹部らの発言で名誉を棄損されたとして先月、学会幹部ら4人を相手取り計4400万円の損害賠償を求める訴えを松山地裁に起こしていたことが分かった。
訴状によると、万波医師が病気腎移植をしていたことが分かった06年11月以降、学会幹部らが「病気腎移植は医療倫理に反する」などという趣旨の批判を繰り返した際などに、万波医師に対しても名誉棄損にあたる発言をしたという。
毎日新聞 2009年10月28日 21時48分
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