東京・永田町にある国立国会図書館の食堂には、『国会丼』というメニューがある。カレーと牛丼の合いがけで、いわゆる“ねじれ国会”を表現しているのだが、民主党への政権交代により、同食堂にも新たに『新国会丼』なるものが登場した。
新国会丼は、親子丼の上にトンカツを盛った一品。“世襲政治”を象徴する親子丼に“勝つ”という意味でトンカツが乗っかっているそう。さらに平和を表すグリーンピースと、クリーンな政治をイメージした真白なドンブリが彩りを添える。早速ブロガーの間でも注目を集めているようだ。「ちょっと変わったセンスと言うか、面白いことを考える人がいるものだ。民間の食堂は発案者をスカウトすべき」と言うのは『夢が迎えに』のブロガー。
世襲政治に勝つ、というコンセプトについては、「『親子で勝つ』と読むと、今後も世襲制が続く予兆とも読める」「鳩山総理も世襲なのでは?」という見方もあるよう。真白な器を用いたことについて「綺麗な器であればあるほど長く使うとしつこい汚れがこびり付いて取れなくなるもんですがね」という声も。なかなかに考えさせられるメニューとなっている。
新国会丼は味噌汁付きで600円。ややくどい感じもする組み合わせだが、満腹感は味わえそうだ。国立国会図書館は満18歳以上であれば誰でも利用可能なので、訪れた方は一度試されても。ちなみに、旧『国会丼』もメニューとして健在だという。(ひかる)(情報提供:ココログニュース)
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