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傷だらけの天使たち |
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小学館 全3巻 88年12月〜91年11月刊 |
[装幀]祖父江慎[解説]正編 しりあがり壽/続編 山上たつひこ/完結編 しゅりんぷ小林[文庫版解説]正編 山口雅也/続編 秋里和国/完結編 みうらじゅん |
喜国の初めての連載作品にして代表作です。「ヤングサンデー」誌の創刊号より101 回にわたって掲載されました。「愛」や「すけべ」や「純情」や「しょーもない」や「哀しみ」や「下品」や「文学」や「分泌物」や「貧乏」や「青春」や「お笑い」や「日本」が4コマの中に詰まってます。97年に「文庫版」が発売に。更に「海外版」も発売。アニメと実写がコラボレートしたビデオ化もされました。 |
mahjongまんが王 |
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竹書房 89年3月刊 |
[装幀]祖父江慎+田中登百代[廉価版解説]古屋兎丸 |
「別冊近代麻雀」誌に連載されたギャグ作品です。掲載誌の都合上、 表面的には「麻雀物」の体裁をとっていますが、内容は「誰もが昔、一 冊は持っていたであろう有名マンガ」のパロディ集です。装幀やおまけにも遊びまくった、にぎやかな本です。97年に「廉価版」も発売されました。 |
mahjongまんが大王 |
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竹書房 91年1月刊 |
[装幀]祖父江慎+コズフィッシュ[廉価版解説]綾辻行人 |
『まんが王』の続編で、『まんが王』より新しめの「有名マンガ」のパロディ集です。これを描いていた頃は出版社のパーティ等で元ネタ作家の方を見 かけると逃げ回っていましたが(笑)、その御本人達から「おもしろかったですよ」と言われたときは救われた気がしました。98年に「廉価版」も発売されました。 |
よりぬきキクニさん |
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小学館 92年2月刊 |
[装幀]海野一雄+BAY BRIDGE STUDIO |
上記2作品連載中の5年間を中心に描かれた「それ以外」の作品を集めました。『傷だらけの天使たち』連載のきっかけになった『大人はわかってくれない』や「少年サンデー」での連載等珍しい作品がてんこ盛り。「よりぬき」というタイトルですが、正しくは「ほとんど」です(笑)。絶版ではありませんが新刊書店で探すのは無理でしょう。 |
三丁目防衛軍 |
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小学館 全3巻 92年10月〜94年2月刊 |
初の「キャラクター物」連載です。主人公達は八百屋さんにして地球防衛軍。 敵は痴漢から核ミサイルまで。小学生で止まったままの(喜国の)SFセンスが 爆発。描いてて一番楽しかった作品。「ドラマCD」も出ました。「ヤングサンデー」誌連載。『よりぬきキクニさん』同様、古本屋さんで探して下さい。 |
いつも心に太陽を |
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竹書房 全2巻 93年6月〜96年6月刊 |
[激浪篇装幀]祖父江慎[時空篇装幀]祖父江慎+佐々木暁(コズフィッシュ)[時空篇おまけマンガ]国樹由香 |
「シンバット」「ヤングクラブ」「まんがくらぶ」と掲載誌を3度変え 6年間に渡って連載されたショートストーリー。テーマは「愛」。正しいのやら間違ってるの、感動するのから眉をひそめるものまで、様々な形の愛の 劇場見本市。『激浪篇』と『時空篇』の2冊あります。TVアニメ化もされました。 |
天国の悪戯 |
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扶桑社 95年4月刊 |
[装幀]祖父江慎[文庫版解説]Puffy 吉村由美 |
92年の8月から95年の2月まで夕刊フジに連載された4コマを集めた物です。最初は一週間分まとめて渡していましたが、途中から2日分、1日分と細切れ渡しになっていき、最後には「スピリッツ」誌で『悪魔のうたたね』が始まったせいもあり、掲載そのものが週2日になってしまいました。旅行に行っても原稿がついてきました。当分新聞連載はやりたくないですね。00年に「文庫版」も発売されました。 |