オバマ米大統領はスティーラーズ支持　スーパーボール

　【ワシントン＝有元隆志】オバマ米大統領は２９日、米プロフットボールＮＦＬの王者を決めるスーパーボウル（２月１日、フロリダ州タンパ）で、スティーラーズを応援すると明言した。

　オバマ大統領は「（地元シカゴの）ベアーズを除くと、スティーラーズが最も好きだ」と語った。スティーラーズの本拠地ペンシルベニア州ピッツバーグは大統領選の民主党予備選、本選挙でともに戦略上重要な位置を占めていたことも、大統領の判断に影響を与えているようだ。

　大統領は、対戦相手のカージナルスについては、「（３７歳のベテランＱＢ）ワーナーは出場する選手のなかでだれよりも自分の年齢に近い。チームも長い間苦しんできたが、（今年は）シンデレラストーリーのようだ」とエールを送った。カージナルスの本拠地は、大統領選で戦った共和党のマケイン上院議員の地元アリゾナ州にある。