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目指すは100年紀!平成仮面ライダー10周年記念番組『仮面ライダーディケイド』制作発表!

2008年12月19日

12月11日、六本木・グランドハイアット東京にて、平成仮面ライダー10周年記念番組『仮面ライダーディケイド』制作発表会見、並びに『平成仮面ライダー10周年プロジェクト』発表会を行いました。

昭和ライダーシリーズの9作品を超え、過去最長記録を更新し続ける“平成仮面ライダーシリーズ”。常に変革と進化を続けることで、他のキャラクターの追随を許さない人気ブランドに成長した本シリーズ、その10周年を記念する『仮面ライダーディケイド』は、番組の世界観全てが“10周年”を体現すべく、10年分の面白さを「全部なる!全部出る!全部やる!」を合言葉に企画された“10年に一度のお祭り作品”となります。

 

制作発表会場には、650人を超える報道陣・関係者らが詰めかけ、“平成ライダー”総登場のスペシャルショーの実演や、プロデューサー・出演陣からの挨拶に、熱い関心が寄せられました。

また同時開催されたプロジェクト発表会では、多数の企業様のご協力の下、音楽・商品・イベント・出版等様々な関連プロダクツのブースが展示され、テレビ番組の枠に留まらない、あらゆるマーケットでの同時多発的なムーブメントを巻き起こす『平成仮面ライダー10周年プロジェクト』が披露されました。

平成仮面ライダー10周年記念番組『仮面ライダーディケイド』は、2009年1月25日(日)、テレビ朝日系列にて放映開始となります。

制作発表記者会見


梶 淳 プロデューサー(テレビ朝日)

いよいよ、平成仮面ライダーシリーズも10作目となりました。

これは10年間、このシリーズが絶え間なく挑戦を続けてきた賜物だと思っています。悪と戦う孤高のヒーローというエッセンスを変えることなく、デザインモチーフ、世界観、お話のフォーマットを毎年イチから作り直してきました。常に上を向いて、前進し続けた、このことが、この10年変わらぬ人気の秘密ではないでしょうか。

かつて原作者の石ノ森章太郎先生は『仮面ライダーは時代とともに進化する、だから不滅なんだ』と仰られました。まさに平成ライダーシリーズは、21世紀にそのスピリッツを継承している作品だと思っています。

そんな期待感のなかで始まります『仮面ライダーディケイド』、コンセプトはズバリ、10年に一度のお祭りをやろう、ということです。

これは、かつての仮面ライダーたちが再登場することに限りません。物語は、異なる仮面ライダーたちが存在する、異なる世界を旅していく“パラレルワールド”ものと“ロードムービー”の要素を併せ持った、いままでにないフォーマットのテレビシリーズになります。また、それぞれのライダーたちの世界は、オリジナルシリーズの再現ではありません。それぞれが“リ・イマジネーション”として構築されます。

平成ライダーも10年経ちますと、今テレビを観ている子供たちが、かつてのクウガやアギトを知らない、ということもでてきました。最初のシリーズを観ていたけど、最近は忙しくて観ていないという方もいらっしゃいます。

『ディケイド』は、ちいさいお子さんが見たら、昔のクウガやアギトが観たくなる、昔ご覧になっていた大人の方には、懐かしさと新しさを感じていただける、そんな贅沢なシリーズにしたいと思いを込めて、いま作っております。

 
  白倉伸一郎 プロデューサー(東映)

これまでも『○周年』といったアニバーサリー企画はいくつもありましたが、それらはタイトルに冠を頂いただけで、特に内容に大きな影響はありませんでした。今回『平成ライダー』10周年にふさわしい、むしろ10周年そのものを映像化したらどうなるのか、という“お祭りライダー”として企画がスタートしています。

ポスターにありますように、ディケイドがこれまでの全てのライダーに変身できるキャラクターとして設定されています。キャッチコピーが『平成ライダー?10年早ぇよ!』。
これは別に喧嘩を売ってるわけではなく(笑)我々の偽らざる気持ちです。『10年って、早いなあ』という(笑)先ほどご覧頂いた、平成ライダーのこれまでをまとめたビデオ、またこれからご覧頂くPR映像、こちらを編集したのが、スーパーチーフ助監督・柴﨑というものですけれども、彼も仮面ライダークウガから助監督として入って、やはり10周年を迎ます。そんな、スタッフにとっても、記念すべき10周年を迎えるという、熱い思いもこめられております。

また、石ノ森章太郎先生がお亡くなりになって、今年で10年。放送スタートの1月25日は、石ノ森先生の誕生日でもあります。そういう奇縁に恵まれた、『仮面ライダーディケイド』を宜しくお願いします。

今日、ひとつだけ持ち帰っていただきたいのですが“ディケイド”という言葉、これは“10年紀”という意味です。『仮面ライダーディケイド』は10周年記念作品ですが、100周年記念、『仮面ライダー“センチュリー(100年紀)”』にむけて、頑張っていきたいと思います。

 

井上正大(いのうえまさひろ) 門矢 士(かどやつかさ=仮面ライダーディケイド 役

僕がちいさいころ、仮面ライダーを観てヒーローに憧れたように、門矢を見た今の子供たちがヒーローに憧れるように演じたいと思います。
この仕事が決まったとき、僕はひとりでファミリーレストランでサラダを食べてました。突然『決まった』と電話がかかってきて、サラダの味がしなくなってしまって(笑)それくらい嬉しくて、ファミレスでひとりなのに泣いてしまったという(笑)
映像の仕事ははじめてですが、役の門矢が成長していくのと同じように、俳優・井上正大が成長していく姿を見守っていただけたらと思います。

門矢には、自分と共通点があって、好意がもてました。過去の記憶がなく、街で写真を撮って自由気ままに生きている役です。僕も渋谷の街角で写真を取ったりしています。

今回は、仮面ライダー10周年企画ということで、主題歌のGacktさんや、石橋蓮司さんと競演できるなど、盛りだくさんの企画となっています。スタッフ・キャスト一丸となって、10年間で一番いいものにしたいなと思っていますので『仮面ライダーディケイド』を観てください。
最後になりましたが、さきほど(舞台上で)仮面ライダー10人が戦っていましたが、「どの仮面ライダーが一番強いか」という謎に答えが出ました。ディケイドが最強です!
 

  村井良大(むらいりょうた) 小野寺ユウスケ(おのでらゆうすけ=仮面ライダークウガ 役)

平成ライダー10周年記念という、とても素晴らしい作品に出演できることを、本当に幸せに思います。
『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』にも出演させていただいたのですが、前回の作品では変身が出来なかったので、ぜひ、一生に一度でもいいので変身がしたいと切に願っていて、今回それが実現できてすごく嬉しいです。
子どものころ、仮面ライダークウガが僕自身のヒーローでした。まさか大人になって、自分がクウガに変身できるとは夢にも思っていなかったので、とても不思議な気持ちです。
小野寺は、とても人間らしいキャラクターで、演じていてすごく楽しいです。大切な人の為に戦うという、ヒーローとしての原点を感じました。

森カンナ(もりかんな) 光 夏海(ひかりなつみ 役)

記念すべき番組のヒロインをやらせていただけるということで、とても興奮しています。連ドラははじめてなんですけれど、一歩一歩成長していけたらな、と思っています。
夏海は生真面目で、怒りっぽいんですけど、どこか抜けているところがあります。必殺技が“光家秘伝のツボ押し”で、これが見所です(笑)



 

石橋蓮司(いしばしれんじ) 光 栄次郎(ひかりえいじろう 役)

写真館の館主であり、夏海の祖父役です。若者たちが旅に出るのを見守り、最後まで見届ける、そういう役でございます。
毎日、かわいいこの子達と接していると、若さが返ってくるみたいで、いつか仮面ライダーになりたいなあと(笑)
はじめて台本を手にして、「ディケイド・・・クウガ・・・」、最近は競走馬の名前も覚えられないわけで(笑)自分の役どころか、台本読むのに四苦八苦しております(笑)
自分の役どころはまだ分かっていませんが、最後には必ず仮面ライダーになるんだ(笑)そう信じながら演じていきたいと思います。

 


超大型最強タッグが主題歌で実現!


Gackt (主題歌)コメント

こういう形でヒーローものに関れることになって、嬉しいというか・・・僕も出たかったなあ、と(笑)。

さっき楽屋で、出演者の皆さんにお会いしたら、みなさん非常に好青年で、僕にも彼らのような好青年の匂いが少しでも残っていたら、主役がいけたのかなあ、と思ったんですけど(笑)僕はどちらかというと悪の匂いがするので、出るなら悪役で出たいな、と。最後には主役を倒してしまうんですけど(笑)必殺技は“投げキッス”です(笑)それしかやらない、ずっと投げキッス(笑)あとはウィンク(笑)
 
ライダーは、孤独、純粋で、影を背負って生きている。ひとりで戦っている、なかなかハッピーになれないというイメージです。暗い過去を背負って、多少ゆがんでいても、子供たちの背中を押せるのがヒーローなんじゃないかと思っています。

このディケイドが、子供たちに夢を与えてくれることを願っています。

(c)2009 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

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