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富山市トップインフォメーション記者会見資料会見の内容 |
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●会見の内容 日時 平成18年6月2日(金)午後1時10分〜2時5分 場所 東館4階 402会議室
【記者発表資料−1】 ■富山市内電車・環状線化計画について 〜市内電車の環状線化計画の事業化に向けた市としての基本的考え方をとりまとめました〜 1.はじめに 本市では、今後の人口減少や超高齢社会の到来等に対応するため、鉄軌道をはじめとする公共交通を活性化させ、その沿線に居住、商業、業務、文化等の諸機能が集積するコンパクトなまちづくりを進めているところであり、先般、そのリーディングプロジェクトとして、富山ライトレールの開業を行ったところであります。 このまちづくりの基本的な考え方に基づき、平成16年度に策定した旧富山市の交通マスタープランにおいては、市内電車の活性化策として、路線の延伸による環状線化が構想されており、その具体化を図るため、昨年11月に「富山市内電車・環状線化計画検討委員会(座長:神戸国際大学教授土井勉氏)」を設置し検討を行ってきたところであります。 今般、その検討結果を踏まえ、市内電車の環状線化計画の事業化に向けた市としての基本的考え方をとりまとめたものであります。 2.環状線化の必要性と意義 @富山駅周辺地区と平和通り周辺地区のアクセス強化 新幹線の開業、連続立体交差事業等により、富山駅周辺地区は、拠点性と中心性が今後大きく向上します。 一方、平和通り周辺地区では、複数の市街地再開発事業により商業機能等の集積が進められようとしています。 この2つの都心核のアクセス強化により、それぞれの事業効果を相互に波及させ、都心地区全体の活性化を促進させます。 A都心地区全体の回遊性と魅力の向上 本市の都心地区は、436haと面積が広く、居住、商業、業務、文化、交流等の諸施設への回遊を歩行のみで行うことは困難です。 わかりやすく、身近で利用しやすい路面電車の環状運行により、回遊性を向上させ、車がなくても便利で暮らしやすい都心地区を実現し、都心地区全体の魅力向上を図ります。 B南北路面電車連結後のネットワーク形成 富山駅周辺整備の一環として、鉄道の高架化に合わせて南北路面電車の連結が計画されており、将来における路面電車ネットワークが、利便性の高い運行系統を実現できるようその準備として軌道整備を行います。 3.ルート 西町交差点〜丸の内交差点間に路線を延伸し、市内電車の環状線化を図ります。 ルートは、富山国際会議場、市民プラザ等の本市を代表する交流施設へのアクセス性に優れ、富山城址公園及び大手モールとの一体的整備により魅力ある都市空間の創出が可能な大手町ルート(約0.9km)を基本ルートとします。 4.今後の進め方 今後、大手町ルートを基本として、事業化に向けて「電停」や「運行サービス(運行系統、運行間隔、車両)」、「開業時期」、「事業手法」等について、議会をはじめ関係機関と協議・調整し検討を進めてまいります。 5.問い合わせ先 都市整備部 交通政策課 443−2195 【記者発表資料−2】 ■まちなか住宅ディスポーザー排水処理システム整備支援事業について 本市では、コンパクトなまちづくりを推進するため、まちの賑わいや活動の基となる定住人口を増加させることを目指し、平成17年7月から「まちなか居住推進事業」を実施してきております。 さらに、快適でまちなかにふさわしいライフスタイルを享受できる住まいの供給を促進するため、ディスポーザー排水処理システムに対する支援を平成18年7月1日より実施します。 1 ディスポーザー排水処理システムについて ディスポーザー排水システムとは、ディスポーザーに排水処理槽を付加したもので、砕いた生ごみを排水処理槽で生物処理し、排水のみを公共下水道へ流すシステムです。 これによって、生ごみによる臭いや衛生害虫の発生、生ごみの運搬やごみ収集日までの置き場の確保といった居住環境の悪化を改善できます。また、ごみの減量化により焼却時に発生するダイオキシンを抑制し、環境の保全に寄与することが期待できます。 まちなかにおいて、生ごみ処理による負担を軽減することにより、ファミリー層だけでなく高齢者にとってもさらに住みやすい環境になると考えております。 2 補助対象区域について 補助対象区域は、「都心地区」(436ha)とします。 3 補助要件 以下の要件を全て満たすディスポーザー排水処理システム ・旧建設大臣が認定した、又は、日本下水道協会が定めた「性能基準」に適合した生物処理タイプのディスポーザー排水処理システム ・「富山市まちなか共同住宅建設促進事業」又は、「富山市まちなか優良賃貸住宅補助事業」又は、「富山市まちなか住宅取得支援事業」の認定を受けて整備する住宅に設置する生物処理タイプのディスポーザー排水処理システム (注)直接投入型(単体)ディスポーザーの設置は認められていません。 4 補助金額について ・1戸あたり5万円。 ・マンション等の集合住宅に設置する場合は、250万円(50戸分)を上限とします。 問い合わせ先 都市整備部 都市再生総室 都市再生整備課 電話443−2112 【記者発表資料−3】 ■選ばれるまちづくり(人口政策)研究会の設置について 少子・高齢、人口減少社会において、本市が「暮らしたいまち、訪れたいまち」として、人々から選ばれるまちづくりを進めることを目的に、人口政策連絡会議を置き、調査研究事業を実施します。 その調査研究組織として、職員による「選ばれるまちづくり研究会」を設置し、人の交流や定住の促進策等を検討します。 1.メンバー 職員(自薦及び部局推薦) 2.活動内容 交流人口の増加の実現方策を下記の部会で検討します。 (1)ヘルスツーリズム部会 滞在型健康プログラムの検討 (2)グリーンツーリズム部会 滞在型田舎生活体験プログラムの検討 ※人の交流や定住の促進に関する他の研究課題も取り上げます。 3.活動回数 研究会全体会議・・・月1回程度 部会・・・随時 4.組織図 略 5.問い合わせ先 企画管理部 企画調整課 電話443−2010 |
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