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みなさんからお寄せ頂いたご質問に、ブルーナさんからお返事が届きましたので、ご紹介いたします。
*とても多くのご質問をありがとうございました。小社でご質問の内容をまとめさせて頂きましたので、ご了承下さい。

うさこちゃんが起きる時間は?
うさこちゃんは何時に起きるのですか? 寝るのは7時ですよね?
(長野県 E・Iさま 32才)
うさこちゃんは学校のある日はだいたい朝7時に起きて、夕方6時ごろ晩ご飯を食べます。(オランダではうさこちゃんと同じようにみんな午後6時ぐらいに夕食をとります。)ご飯を食べた後、しばらく起きていますが、夜の7時くらいには寝てしまいます。


うさこちゃんの家族について
ふんわりふわこおばさん、おじさん、おじいちゃん、おばあちゃんは、それぞれうさこちゃんのお父さん、お母さんとはどのような関係ですか?
(神奈川県 M・Fさま 38才)
うさこちゃんはふわふわさん(おとうさん)とふわおくさん(おかあさん)の娘で、おじいちゃんとおばあちゃんは、ふわふわさんの両親です。ふんわりふわこおばさんはふわふわさんの姉妹ですが、これは、特にはっきり決めたわけではありません。一方、おじさんはうさこちゃんと親戚関係ではありませんが、いっしょにいてとても楽しい人で、肉親のように近しい人という意味で、おじさんと呼ばれて親しまれています。


これから登場する新しいキャラクターを教えて下さい
新しいキャラクターを何か考えていますか? もし、お考えでしたら、どのようなキャラクターでどのような思いを込められたものか教えて下さい。
(奈良県 M・Mさま 25才、神奈川県 M・Sさま 33才)
ごめんなさい。私は決して、他人に次の作品を教えないことにしています。私の妻のイレ−ヌですら、次の作品を完成するまで新作に目を通すことはありません。私は常に新しいアイデアにあふれ、描き続けますので、申し訳ありませんが、次の作品ができるまでお待ち下さい。


どうして「うさぎ」を主人公にしたのですか?
数ある動物のなかで、ブルーナさんはどうして「うさぎ」を主人公に選んだのですか? ブルーナさん自身がうさぎを子どもの頃に飼っていたのでしょうか? それとも、うさぎをペットにするのがオランダではポピュラーなのでしょうか? ちなみに、うさこちゃんには“しっぽ”はありますか? 
(三重県 T・Kさま 33才)
オランダではよくうさぎをペットとして飼うように、私も子どもの頃、うさぎを飼っていましたし、8歳の時に、故郷ザイストの自宅の庭に自分でうさぎ小屋を作りました。長くやわらかな耳を持つうさぎという生き物は、ずっと私の大切な友だちでした。1954年に生まれた私の息子は、毛がふさふさのうさぎといっしょによく遊んだものですし、休日にはいっしょに近所のエグモント動物園によく行きました。そこで、うさぎを描くようになりました。しかし、それでは答えになりませんね。どうして「うさぎ」をとりあげたのかを聞きたいのですよね。
 いろいろ思い巡らして、昔の記憶を探し、これは違うとたくさんの思い出を捨て、はたと、私はあるところにたどり着きました。描くということは、記憶のようなものだということに。そして、とうとう答えに辿り着きました。
 かつて、家族で休暇を過ごしたエグモントでは、夜な夜な庭に1匹のうさぎがやってきました。当時、私は息子を寝かせるためにお話を作って聞かせていたので、自然とお話はうさぎの冒険になったのです。
 最後に“しっぽ”のことですが、彼女は「うさぎ」ですからもちろんしっぽはありますよ。ただし、しっぽを隠すように服を着ているので、実際に見ることはできませんが。


どうしてブルーナ・カラーにしたの?
ブルーナ・カラーという少ない色で表現した理由と、その色を選んだ理由を教えて下さい。また、ブルーナさんは一番好きな色も教えてください。
(奈良県 M・Mさま ほか)
フランスにあるヴァンスの教会を見た時から、マチスの作品が私のおもなインスピレ−ションのもとでした。マチスの描き方をまねようと、一本の滑らかなアウトラインを描くようになりました。しかし、その目的は、マチスの模倣ではなく、マチスの技法を発展させて新たなスタイルを作り出すことでした。また、当時、マチスがしていた切り絵の画法は、私にいろいろな方法を試すことを思い立たせました。それで、私は、デ・スティール派のように赤、黄、青という基本三原色を好んで使い、そこに緑も付け加えるという描き方をしています。一番好きな色ですが、今も昔も青です。
*デ・スティール派…1917年、オランダで起きた抽象芸術運動。モンドリアンの新造形主義に共鳴する芸術家たちが集まり発行された、機関誌「デ・ステイル」に由来。徹底した直線主義、赤、黄、青の色彩など限定した要素による表現が特徴。


ブルーナさんが紫色が好きでないのは?
ブルーナさんは人一倍色にこだわりを持っていらっしゃると思います。そんなブルーナさんが以前、雑誌の取材の中で「紫色はあまり好きでない」とおっしゃっていましたがなぜですか? 私も以前は紫色はあまり好きではありませんでした。しかし、最近、ラルフローレンが伝統的なグレイや紺のなかにピンポイントで紫やグリーンを積極的に取り入れているのに気づいたり、近所のお寺にある藤棚を見たりして、紫色が好きになってきました。
(福岡県 T・Fさま 26才)
紫は基本色ではなく、他の色を混ぜて作り出される色で、基本の三原色ほどはっきりとした色ではありません。同じことがピンクにもいえます。私ははっきりとした色、特に基本三原色である赤、黄、青がとても好きなので、他の色を使うのは、草の緑、熊や犬の茶色、象の灰色など物語を作る上で必要な場合だけです。私が、私の作品でつかっているような発色のよい緑や茶色や灰色を作り出すまでには長い時間がかかりました。しかも、それらは印刷するのがもっとも難しい色でもあります。


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