株式会社九九プラスは、2007年3月に業務・資本提携し、2008年1月に筆頭株主となった株式会社ローソン(本社:東京、社長:新浪剛史)および株式会社バリューローソン(本社:東京、社長:河原成昭)との取り組みを本格化しますので、お知らせいたします。
1.グループ統一PBブランド「バリューライン(VL)」商品の発売
2.「SHOP99」、「ローソンストア100」の統合を目指した試験店の展開
3.新フランチャイズ・チェーン(FC)パッケージによる試験店の展開
4.ATM(現金自動出入機)の試験導入
以上です。
なお、すでにお知らせしたグループの物流合理化策も順調に進み、来期中に全国物流網の整備を完了する見込みです。
1.グループ統一PBブランド「バリューライン(VL)」商品の発売
<投入計画>
◎すでに2008年1月22日に第1号商品2アイテム(穀物酢・米酢)を発売。当社プライベート・ブランド(PB)「QQ」の切り替えと新開発で4月末までに約130アイテムを投入し、今年中に300アイテムに拡充します。
◎カテゴリーは加工食品、日配品、菓子、雑貨、酒(=野菜、精肉、中食以外のカテゴリー)。
◎バリューローソンと共同開発した弁当、総菜など中食(07年9月から関東エリアの12店で試験販売)数品も、2月から全店投入を目指し順次進めています。
<特 徴>
◎お客さまニーズが高く、より価値の高い日常生活に必要な商品。「安心価格」 「品質のよい」「安全」「小分け・適量サイズ」をコンセプトに開発します。
◎お客さま志向に対応するため原材料、加工工場ともに国産化を推進します。
◎ローソン、九九プラスの品質管理基準を持ち寄り、より強固な品質管理体制を構築します。
<取扱店舗>
◎「SHOP99」全店(08年1月末現在、827店)、「ローソンストア100」全店(同、73店)のほかローソンが展開する「ローソンプラス」にも供給する予定です。
【効果・検証点】
◎原材料費、小売価格が上昇傾向にある中、日常生活に必要な商品をより安くより安全に提供することで、お客さまの支持がいっそう高まると見ています。
◎一つのブランドを多店舗販売することでブランド力がアップし、売上増につながると見ています。
2.「SHOP99」、「ローソンストア100」の統合を目指した試験店の展開 ◎店舗名称を「ローソンストア100」にして出店します。
◎価格は一部商品を除き100円(税込105円)、売場レイアウト・棚割り・什器備品は「SHOP99」の仕様をベースに展開します。
◎中食は全品、バリューローソンとの共同開発商品を販売します。
◎1号店は2月26日オープン予定の「中野南台店」(東京都中野区)。3月までに7店出店(関東エリアを予定)を見込んでいます。
【検証点】 ◎ローソンのブランド力・MD(商品政策)力、九九プラスのオペレーション力・MD力といった両者の得意分野を合体。より収益性が高く、集客力のある店舗フォーマット構築を目指します。
◎他社生鮮コンビニ、コンビ二エンスストア、100円ショップ、食品スーパーなどに対する競争力を検証し、お客さまにいっそう支持される店舗作りを進めていきます。
3.新フランチャイズ・チェーンパッケージによる試験店の展開 ◎店舗名称を「ローソンストア100」にして、新FCパッケージを検証します。
◎新FCパッケージは九九プラス、ローソン両者のFCシステムの良さを取り入れたもの。専従者1人、契約5年、複数店経営も推進。
◎3月末までに「SHOP99」、「ローソンストア100」の既存直営2店をFC化します。1号店は3月1日FC化予定の「ローソンストア100江東白河二丁目店」(東京都江東区)。
◎この実験を踏まえて今年9月から公募を開始し、本格的に展開する予定。来期中に20店の出店を目指します。
4.ATM(現金自動出入機)を試験的に導入 ◎4月中に、東京都内の既存「SHOP99」2店で展開する予定です。
◎このほか非物販サービス機能の拡充も、検討していきます。