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インタビュー

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中村俊介さん(藤沢周平時代劇 よろずや平四郎活人剣)

今もチャンバラが好き

 今年で32歳。時代劇は2000年秋の「熱血!周作がゆく」(朝日系)で、江戸時代の剣豪・千葉周作を演じて以来、7年ぶりだ。

 「チャンバラとかロボットとか、子どものころ熱中したことが今でも好きです。心はまだ少年かもしれません」

 今回演じているのは、得意の剣を生かして人助けをする神名平四郎。「世間知らずで楽天家」という人物像に、「素直でまっすぐという性格は、自分と共通する部分が多い」と、手応えを感じているようだ。

 「うれしいことがあれば喜ぶし、腹が立てば怒る。感情の赴くまま、自由にやらせてもらっています」

 「チャンバラが好き」と言うだけに、殺陣には力が入る。撮影の合間には、“斬(き)られ役”の俳優たちに稽古(けいこ)をつけてもらっているという。「殺陣が決まると気持ちいい。すごく強くなった気がします」と目を輝かせる。

 時代劇では剣豪を演じる機会が多いが、「悪代官なんかもやってみたい」という。「でも、年を重ねないとできない役もありますよね。先の楽しみに取っておきます」

 文・川辺隆司

 写真・守屋由子

 Q ガンダム好きだそうですね?

 A 子どものころから好きで、プラモデルが棚にずらーっと並んでいます。ガンダム・グッズを飾る専用の部屋もありますが、ここ2〜3年はプラモデル作りはやってませんね。

 Q テレビ番組の韓国ロケで、ヨン様ことペ・ヨンジュンさんと間違われたそうですが?

 A それ、ガセネタなんです。ロケ中に日本人観光客がたくさん集まってきたので、スタッフが「ヨン様みたい」と話していたのが、間違って伝わったようです。

 Q 185センチの長身ですが、時代劇のセットを小さく感じませんか?

 A 鴨居(かもい)にカツラをぶつけたりするので気を付けています。立ち回りなんかしていると、道が狭く感じたりします。

藤沢周平時代劇 よろずや平四郎活人剣(テレビ東京系 金曜後8・00)

  平四郎(中村俊介)は旗本・神名家の末弟。道場仲間の北見(山田純大)と明石(益岡徹)に誘われて新道場設立の資金を出すが、その金を明石が持ち逃げ。長屋暮らしを始めた平四郎は仕方なく、「よろずもめごと仲裁業」を始める。

プロフィール
なかむら・しゅんすけ
 1975年2月16日、群馬県生まれ。95年にモデルデビュー。俳優としてテレビや映画に出演する一方、97年にCD「視界良好」を発売。ドラマ「浅見光彦シリーズ」(フジ系)などで存在感を示している。
2007年5月11日  読売新聞)
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