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今後の課題
改めて、あきらめない
2003年の第43回総選挙は、今までとずい分違った感じを持ちました。その前の2000年の総選挙は、ある意味で「民主党」ブームであったと思います。選挙直前に立候補を表明した若い候補者が確固たる地盤をもたなくても、短い選挙運動の後、「民主党」という看板で当選を果たしました。しかし、必ずしも、そこに有権者の皆さんの政権交代という願望は強くなかったと思います。野党第一党としての、強い民主党が求められていたと思います。

しかしながら、今回はそれとは違っていました。必ずしも民主党の人気が高くない中、自由党と合流合併した後の民主党に対して、政権交代を実現してほしいという期待が大いに寄せられていると感じました。

街頭演説をしていますと、「期待しているよ! がんばって」などと先方から近づいて握手を求められるのは、初めてでした。もちろん、私の支援者の方が声をかけて来て下さることは多いのですが、今回のはそれとは違っていました。明らかに「政権交代をしてもらいたい」というメッセージです。

そして、それに答えるべく、私たち民主党も、党内の意見の幅が広いといわれながら、「マニフェスト」をきちんとまとめあげ、「私たちが政権についたら、こういう政権をつくり、こうした政策を実現します」という約束をきちんと提示することが出来ました。

しかしながら課題も多いです。それは必ずしもマニフェスト(政策)を比べての政権選択にはなっていなかったということです。

つまり、有権者の方の中にも、「年金は減らさないでね」という強い関心はありますが、その一方、民主党に投票したらどういう年金が実施されるのだという意識が強くあったわけではなく、また、私は自民党に投票して、こういう政策を実現してほしいという意識も必ずしも強くなかった気がします。つまり、各党のマニフェストの中身を詳細に検討し、その中身を支持しての投票では必ずしもなかった気がします。

一方、政党の側もまだまだ不十分であった。確かに各党がマニフェストをまとめあげ、約束は公にしているものの、それぞれの政党の中に意見の幅があるのは事実です。そのため、明確な政策の対立軸があったとはいえないと思います。

韓国の大統領選挙のように、千年民主党(当時、現在はウリ党)の大統領候補の盧武鉉氏を選べば、こういう国になり、ハンナラ党の李会昌氏を選べばこういう国になるという国民の意思による政権の選択はなかった気がいたします。

そのため、私自身も民主党のマニフェストにサインしながらも、いくつか異論をもっています。もちろん、それでもサインしたのであるなら、もし民主党が政権についてその実現に向けて行動することになるならば、全くの反対はできないと思っています。しかし、自らの意見はその際にははっきりさせたいとも思っています。

例えば、外交安保政策の「国民を守ることができる防衛力整備への転換」中の「ミサイル防衛力の向上」の部分はやはり容認しがたいです。

国民の皆さんからお預かりした貴重な税金を効力の疑わしいミサイル防衛 につぎ込むことは納得できないし、結局は他国の警戒心を高め、軍備競争におちいるだけだと思うのです。

もちろん、自国を守るための防衛力を放棄すべしなどとは毛頭思っていません。

ただ、防衛を含む国のあり方を選ぶ主役は国民一人一人であり、そのための政策選択の選挙にするための政界再編が必要なのではないかと思います。

また、二つの政党だけでは、多様化する国民の皆さんの意思を反映させることは難しいのではとも思います。

その意味では選挙制度の変更も必要なのかもしれません。つまり、政権交代を可能ならしめる一方、少数政党も生きのこれるような比例ブロックの全国化等が必要なのではないでしょうか。

いずれにせよ、経済が悪化し、世界の平和に大きな不安がみえるという、時間がない中での政治改革は急がなければなりません。

そのためには、心ある有権者の皆さんと志ある政治家の共同作業こそが最も重要です。

国民一人一人の考えが変われば一気に政治は変えられると確信します。私の座右の銘は「愚公移山」です。

あきらめずに、がんばれば、必ず道は開けるのです!
 
 
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