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政府インターネットテレビ 安倍総理のライブ・トーク官邸

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第10回「40年ぶりの給食」(平成18年12月14日掲載)

 安倍総理が、新しい国づくりについての自らの考えや、官邸の身近な話題を国民に直接お伝えするトーク番組です。官邸内や庭、公邸などの様々な場所からお伝えします。

<都内の小学校の校庭にて>

  教育再生が私の内閣の大きなテーマですので、一度現場に足を運んでみたいなと思っていました。今日はたまたま時間もできましたので、小学校を訪問して、給食を一緒に食べて、子どもたちの生の声を聞くことができました。

<教室にて>

  みなさん、こんにちは。私は小学校のときの友達とは40年経った今でもお付き合いいただいています。やはり小学校で、同じクラスで勉強をしたり、けんかを時にはしたり、そして一緒に遊んだり、一緒に泣いたりしていた、そういう友達というのは大切なんですね。みなさんもそういうお友達を是非大切にしてもらいたいなと思います。

<校庭にて>

──給食は完食されましたか。

 量が思いのほか多かったので、少し苦労しましたけれども、全部食べました。

──おいしかったですか。

 おいしかったですね。私の子どものころよりもおいしくなったような気がします。

──今日は学校を訪問されての感想をお願いしたいんですけれども。

 大変みんな仲がよさそうで楽しくて、明るい子どもの笑顔があったので、何となくほっとしました。

──子どもたちとは、今日、具体的にどのようなお話をされましたでしょうか。

 給食を食べながら、学校で何が一番楽しいですか。また、学校が終わって課外活動をやっていますかという話を聞きました。室内のスポーツクラブ、あるいは室外のスポーツクラブとかに入って、そういう意味では楽しく過ごしているという子どもの声が多かったですね。

──日本の未来を担う子どもたちに一言お願いします。

 一緒に食事をして、みんな本当になかなかリラックスできない雰囲気であるにもかかわらず、みんな本当にリラックスした感じで、率直な質問も素直な質問も多かったですね。ですから、彼らがみんな将来何になりたいという希望を持っていますね。その希望に向かって、夢を持って努力をしてもらいたいなと思います。

──一番印象に残った子どもたちの声というのは、どんな声ですか。

 子どものころから何か目標を決めていましたか、そういう質問が出ました。私は子どものころは単にあこがれというか、野球選手とか、例えばテレビを見て刑事になりたいと、そんなことを思っていたんですが、やはり子どもたちが将来何になりたいかなということを今からみんな考えているんだなと思いました。
 いじめが大変大きな問題になっています。子どもたちが夜間やあるいは休日にも相談できる体制を構築をしていかなければいけないと考えています。そのための体制整備を進めていきます。都道府県や指定自治体も半数以上が積極的に取り組んでくれています。補正予算においても、その相談体制の拡充のための予算を組んでまいります。そして、また電話番号も、わかりやすくするためにも、統一された電話番号でその体制を構築をしていかなければいけないと思います。
 もう一点は、お父さん、お母さんが共に働いている御家庭が多いと思います。クラスが終わった後、子どもたちの人間性、社会性をより豊かにするために、地域のみなさんに手伝っていただいて、共に遊んだり、あるいは学んだり、話を聞いたり、何か物をつくったり、そういう場をつくるための「放課後子どもプラン」を全国に展開をしていきたい。そのための予算は19年度の予算で確保していきたいと考えています。



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