第203号 平成19年 8月01日(水)

 

米国下院が「慰安婦対日非難決議」を採択
「つくる会」は「河野談話」破棄を求める声明を発表

 米下院本議会は7月30日(日本時間31日)、いわゆる「従軍慰安婦」問題に関する対日非難決議案を採択しました。この決議案は法的拘束力を持ちませんが、米国の議会が採択したとの事実を掲げて、韓国、中国及び国内の反日勢力がこれを宣伝等に利用することは確実です。
 このため「つくる会」は、次の会長声明を発表しました。      

米国下院本会議の「慰安婦対日非難決議」に対する
「新しい歴史教科書をつくる会」の会長声明

                         平成19年7月31日
                         新しい歴史教科書をつくる会
                         会 長      藤岡信勝

 慰安婦問題は、日本における教科書問題の原点であり、国内では10年前に強制連行の虚構が明らかになって、決着している。
 その問題が米下院で決議されるに至ったことは誠に遺憾であり、厳重に抗議する。
 このような結果となった原因は、政府・外務省の外交上の怠慢と「河野談話」の誤りを放置してきたことにある。
 「つくる会」は今後とも「河野談話」の撤回を強く求めていく。

 

 

小林正氏に対し会則第20条による除名処分を通知

 FAX通信第201号(7月25日付)でお知らせした通り、「つくる会」は、小林正氏に対し7月31日までに「小林正前会長発信7月吉日付文書」の撤回を要請しておりましたが、7月31日までに回答がありませんでした。
 このため、「つくる会」は、8月1日付文書で小林正氏に対し、第107回理事会決議に基づき、会則第20条による除名処分の通知を送付しました。

                                    

   以 上  

 
 
         

 

   

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