湖南省永州市で1万人を越える民衆と警察の間で大規模な衝突が起こりました。市民の話しによると、14日夜まで400人を超える武装警察官が駐在し、さらに、当局は広州の警察にも出動要請をしています。約100人の市民が武装警察官に殴られて負傷しました。最初、永州での暴動事件を海外マスコミに報道した 氾濫連盟のメンバーの張子霖氏は、現在当局の武装警察に自宅で軟禁され、言論の自由が奪われています。
ある市民の話によると、永州市の珠山鎮さんは既に軍隊に管理され、出入りするすべての車や民衆が検査を受けています。当局は広東からも警察を出動させ、暴動事件が起こった両省の境界付近に駐在しようとしています。
永州市民: 現在、珠山鎮さんは既に軍隊に管理されています。警察は歩行者の写真を撮り、全ての人に尋問します。私は鎮中心から3キロ離れたところで、数百人の警察官に止められました。広州軍区から38輌のトラックが出動しており、鎮の周辺に配置されています。これは皆が知っていることです。
湖南省政府筋は、3月13日に永州で2万人の暴動が起き、一人の学生が死亡した事件が起きたということは「何の根拠もない嘘だ」とはなしています。しかし、地元の市民は13日に警察は数百人の民衆を殴って負傷させたと話しています。
永州市民: 学生が一人殴られて殺されました。昨日殴られた人が百人くらいです。一人は鎮役所から税務局の間で3回も警察官に殴られました。しかし、鎮病院に送っても治療してくれませんでした。珠山中心病院に送っても、あまりにもひどく負傷しているため、治療することができないと言われました。今、彼は最後にどこへ送られたかは分かりません。
記者: この人は生きているか死んでいるかご存知でしょうか。
永州市民: 分かりません。
中国氾濫組織のメンバー丁宜氏は13日珠山に行って調べたところ、400人の警察が長期的に駐在しようと計画しており、事態が非常に緊迫していると話しています。
初めて暴動事件を起こした氾濫組織のもう一人のメンバー張子霖氏は現在自宅で軟禁されて、行動を監視されています。
張子霖氏: 私を監視している人はどこから来たか分かりません。彼らの車にはナンバープレートがなく、彼らは特別な服装もしていません。一つだけは確実なことは、街頭に警察の車が増えており、以前はこのように多くありませんでした。
湖南省永州の民衆は地元政府の汚職問題に不満を表わすために、3月9日2万人が街頭で抗議集会を行いましたが、当局は1000人以上の武装警察を出動させて弾圧し、数人の群集が連行され、数十人が負傷し、一人の中学生が殺されました。事件後、永州当局は、永州事件についてすべてのマスコミに報道の禁止を出しました。
(記者・周平/唐宇)