「道路の穴」が原因で銃撃戦、4人が死亡 メキシコ
2006.10.12
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17:17
JST
- CNN/REUTERS
メキシコ市――メキシコ南部にある標高2000メートルの高地、チアパス州で、マヤの末裔(まつえい)の先住民族、ツォツィルの住民同士が、豪雨が原因で街中の道路にあいた穴をめぐって銃の撃ち合いとなり、4人が死亡する事件があった。地元紙レフォルマが10日、伝えた。
一方の住民が、道路の穴をふさごうと道路を封鎖したことが事件のきっかけで、運送業を営む別の住民がトラック通行を妨げると主張して、口論に発展。怒りが高じて双方の家族も加わり、多種の短銃やライフル銃まで持ち出す「交戦」となった。
同紙は、警察の目が行き届かない地域では、住民らが自ら法秩序を守ろうとする傾向にあり、銃の撃ち合いは珍しいことではないと伝えている。