皆さん、こんにちは! ヤコフと申します。担当は音響監督です。 と言えば思い当たる方もいらっしゃるかな? とりあえず「ヤコフ」命名の由来から。 実に単純、本名の最初の文字「ヤ」と芸名の「コ」と シムーンの世界観から男なので最後に「フ」を付けただけ(笑) さてさて、何を書いたらよいのか?と思ってたら 「折角ですのでアフレコや音響関連のことを!」 と担当のアーシャ嬢からお達しがありましたので、 その辺のことを書くことに致しましょう。 なんと言ってもこの作品最大の難題? ある意味「恐怖」とも言えるかもしれないのは 出演者の全てが女性であるということですね。 例えば放課後の教室などを思い浮かべていただきたい! 帰宅しようと思ってカバンを取りに行ったら、 そこにはなんと20人弱の女子が!! 普通は入るのに足が竦むでしょう? 僕、小心者ですから・・・。 その緊張感といったら、そりゃ!! しかし「全員女性で」と言ってしまったのも自分だったり。 当初は「男役は男性の声優で」という案も実はあったのです。 しかしそれはどう考えても世界観の設定と整合性が合わない。 泉に入ったら直ぐ男になる訳では無く、姿形はほとんど変わらず、 徐々に時間をかけて男性化するというのです。 となると時間を経て完全に男性化した方は良いとして その進化(退化?)途中の方はどうすれば良いのか? 具体的にはワポーリフなんかがそうですね。 まだ女性としての姿形を維持しながら性別は男。 ってことは「オ○マ?!」ということになってしまう。 それではいくら何でも視聴者引くでしょう! てな訳で「全員女性で行きましょう」と相成ったのです。 言ってしまえばアニメ版「宝塚」ということですかね。 しかし全ての男役を女性がやるというのは 前代未聞の試みだったのでアフレコ初日は 果たしてどうなるものかとドキドキでした。 しかし実際やってみたら、これが実に面白かったのであります。 この不思議な世界感・・・クセになりますよ(笑) |
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