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盲導犬育成に協力呼び掛け
◆多村
横浜ベイスターズの多村仁外野手（28）が11日、横浜市港北区の日本盲導犬協会・神奈川訓練センターを訪れ、30万円を寄付した。自宅の前が盲導犬の訓練コースになっているという多村は「何か自分にできることがあればと思っていた。多くの人が力になってほしい」と盲導犬が不足している現状を訴え、協力を呼び掛けた。
3年連続3割30本を目指す、今や横浜の顔となった多村。「育ててくれた地元への恩返しを」と昨年から考えていたという。実際に目をつぶって盲導犬に誘導してもらったほか、施設見学を通じて活動の大切さを痛感した様子。「視覚障害のある方も野球の試合を音で楽しめると聞いた。試合に招待することも考えている」と語った。
今後も慈善活動は年5回程度行う予定。横浜で開催される花火大会の席を買って障害者などを招待することをはじめ、青少年の育成などに貢献していきたいという。寄付などの問い合わせは日本盲導犬協会電話03（5452）1266。
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