任天堂はこのほど、ニンテンドーDS用ソフト「さわるメイドインワリオ」でゲームがクリアできなくなる不具合が発生したため、ソフトを正常版と無償交換すると発表した。
不具合はソフトの中に収録された三つのミニゲーム「まめでんきゅう」「クライヘヤ」「どうかせん」で発生し、ゲームがクリアできなくなるという。ソフトのプログラムに問題があり、ごく一部のハードとの組み合わせで起きるという。特に異常がない場合はそのまま遊べる。同社広報室によると、ハードには個体差があり、ゲームソフトの発売時にはそれぞれのハードでチェックをしている。ところが今回の不具合は、一部のハードとの組み合わせで起こる特殊性から、出荷前に発見できなかったとしている。
交換方法は、宅配便業者が交換用の新品ゲームソフトを持ち込み、問題の商品と交換する方式をとる。
「さわるメイドインワリオ」は、DSのタッチパネルを活用し、180種類以上のミニゲームが収録されたゲーム。2日に同時に発売され、20万本(メディアクリエイト調べ)を販売するなど好調だった。同社のホームページでも受け付ける。問い合わせは任天堂サービスセンター(075・662・9611)。【河村 成浩】
任天堂
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2004年12月24日