市民の声

■見る 平成16年6月分

保育所・幼稚園一体化施設の建設について

■意見・提言
 小学校と隣接した場所に、保育所、幼稚園、託児所が一体となっている施設を作ってください。
 一階建、バリアフリー(建物自体は簡易なもの)で、晴れた日には外で遊べる庭のようなものがあり、保健師や医師等が常駐。保護者が子供たちの面倒を見たりするのも良いかと思います。
 場所は、*小学校の横の駐車場を利用したらどうでしょうか?
 財政的にも負担が大きいと思いますので、県や国の力を借りて、是非検討をお願いします。
女:30代:主婦:高崎市在住

■回答
 高崎市には現在、公立保育所11箇所、私立保育所45箇所、公立幼稚園4園、私立幼稚園19園があります。
 保育所は、児童福祉法に基づく福祉施設、幼稚園は、学校教育法に基づく教育施設として位置付けられています。保育所(園)と公私立幼稚園がそれぞれ特徴ある保育を展開し、幼児の健やかな育成に努めており、保護者も子どもの成長を願いながら、それぞれの判断で保育所・幼稚園を選択しています。
 平成14年12月の構造改革特別区域法の成立により、特区の申請が認められた場合、保育所(園)・幼稚園一体化施設を建設することができるようになりました。群馬県では、六合村が平成15年に「幼保一体化特別区域」の認定を受け、幼稚園・保育園を包括する新たな施設を開園しています。
 国は、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003」で「就学前の教育・保育を一体としてとらえた一貫した総合施設設置」を検討することに決め、平成17年度から、大都市において、段階的にモデル事業を実施する予定です。
 高崎市では、施設について、現状で十分に対応できていることから、ご要望の保育所(園)・幼稚園一体化施設の建設は、今のところ予定はありませんが、今後も国、県の動向をとらえながら、よりよい子育て支援を実施していきたいと考えています。
担当:教育委員会 学校教育課・保健福祉部 児童保育課

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