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B’z松本 5・25全米デビュー!
アルバム「華」発売
人気ロックユニット「B’z」のギタリスト・松本孝弘(41)が、昨年2月に発売したアルバム「華」で今月25日に全米デビューすることが14日、分かった。米の有名ギタリスト、スティーブ・ヴァイが主宰するレーベルからのデビューで、カナダ、欧州でも発売する予定。今年15周年を迎えるB’zとしても、デビュー記念日の9月21日にビッグイベントを計画している。
大御所スティーブ・ヴァイのラブコールで実現
昨年のW杯公式コンサートで、米人気バンド「エアロスミス」と共演するなど海外でも評価の高い松本が、いよいよ全米進出することになった。
松本の全米デビュー作となるのは、昨年2月に日本でも発売され、20万枚を売り上げたアルバム「華」。オリエンタルなムードたっぷりのオリジナル曲とジミ・ヘンドリクスの「Little Wing」のカバーなどが収められた全編インストルメンタルの作品。全米盤では2曲のボーナストラックが追加収録され、ジャケットも「華」の漢字の下に、アルファベットで「HANA」と付け加えられた。
B’zは昨年9月に米西海岸のライブハウスで初の米国公演を行ったが、CDを全米発売するのは今回が初めて。発売元のレーベル「FAVORED NATIONS」は、ロックバンド「ホワイトスネイク」などで活躍したハードロック界の大御所ヴァイが立ち上げたインディーズ会社。全米以外でもカナダ、欧州各国でも販売される。
今回の全米デビューはヴァイ本人からのラブコールで実現した。ヴァイは以前から松本のギタリストとしての技量を高く評価しており、1999年のヴァイのアルバム「THE ULTRA ZONE」ではB’zとしてゲスト参加。その後も日米間を行き来する度に会うなど親交を深めていた。
松本のギターテクニックは日本のプロミュージシャンからも一目置かれるほどで、ギターキッズのあこがれの存在。ヤンキース入りした松井秀喜とならんで、ギターの日本代表として全米にその名を震撼(かん)させる日も近そうだ。
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