平成14年11月13日
東海道線 塚本〜尼崎間鉄道人身事故に関するお詫び

 去る11月6日の塚本〜尼崎間の人身事故において、現場に駆けつけていただいた救急隊員のうち、当社社員が立ち会っていたにもかかわらず、不幸にもお一方がお亡くなりになられましたことは痛恨の極みであり、大変申し訳なく存じております。また、お一方が負傷されましたことにつきましても、大変申し訳なく存じており、深くお詫び申し上げる次第でございます。
 この事故の発生以降、私どもは全力を挙げて、事実関係の把握と事故原因の究明に努めてまいりました。そのなかにおいて、この事故は関係社員間の情報伝達において確実性を欠いていたことが直接の原因であることが判明いたしました。
 今後、再びこのような事故を起こさないために、人身事故において負傷者が発生した場合は、救急隊員の到着を待ち、負傷者が救出されるまで運転再開しないこととするとともに、事故処理手順の明確化、情報機器の配備、教育・訓練の実施、関係機関との連携強化などの対策を早急に進めてまいりたいと考えております。
 現在、警察及び航空・鉄道事故調査委員会において捜査及び調査が進められつつあり、当社としましてはこれに全面協力するとともに、その結果が出た段階で、必要があればさらに対策を追加することといたしますが、当面、当社としてできることは速やかに実施してまいりたいと存じております。
 ご利用のお客様には多大なご心配をおかけしましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます。