前回、新曲のジャケット撮影の撮影現場で初対面を済まし、新生モーニング娘。誕生の瞬間を迎えた彼女達。しかし、その初対面直後から１１名に暗雲が…。対面直後のせいか、妙に浮かれる新メンバーの面々。そして対面から数時間後、現メンバーは新メンバーに対してある決断をすることに。実は彼女達４名、あまりにも緊張感が無かったんです。幼いとはいえ、そこは仕事場。彼女達の緊張感の無さは決していいこととは言えません。そこで現メンバーの７名は新メンバーのことについて急きょ話し合うことにしたんです。その結果、彼女達１人１人に対して１人ずつ教育係を付けることに決定。最年少の辻には飯田、石川には保田、もう一人の最年少の加護には後藤、そして吉澤には矢口がそれぞれ教育係として着くことに。更に今回は各ペアごと、辻にはリズム、石川には歌、加護には挨拶とか礼儀、吉澤には表現力、と、教育するべき内容がつんくより指示されているようです。そしてこのペアで新曲のレコーディングにも臨むようです。

初対面数日後の４月某日、都内某レコーディングスタジオ。この日から新生モーニング娘。の第１弾、そして新メンバー４人にとっては記念すべきデビュー曲となる新曲のレコーディングが行われたんです。まずはプロデューサーつんくより今回の楽曲の説明がなされました。

つんく「今回の曲に関しては、基本的には恋愛みたいなものがテーマですけど、
　　　　どんな気持ちでこの歌を歌えば私なりの表現ができるかすごく考えて欲しい。
　　　　前にも言ったけど解らないとことかはどんどん教えといてあげてくれないと、
　　　　そこでブレーキかかっちゃうから」

レコーディングは矢口からスタート。初めてのレコーディングとなる新メンバー４名は、まず現メンバーのレコーディングを見学です。続いては市井がブースに入ります。次は中澤。続いて保田。お次は飯田。続いて安倍、そして後藤。そして最後に新メンバー４名が全員一緒にブースに入ります。しかし全員バラバラ。結局この日のレコーディングはここで終了。新メンバーそれぞれでの歌入れは明日へと持ち越しになったんです。

そして迎えたレコーディング２日目。まずレコーディングは石川から開始されました。続いては加護。次は辻。そして最後は吉澤。しかし、つんくの思うようには進まない新メンバーのレコーディング。そこでそれぞれの教育係が指導にあたることに。そんな中、つんくより気になる次なる楽曲のタイトルが発表されました。

つんく「男と女、まぁ、恋といえば男と女の…ゴールだったりする感じが
　　　　今回のモーニング娘。のポジションと合ってるような気もしたし。
　　　　もちろん、夏というような感じも出したいし。いろいろ考えて行くと
　　　　ここにたどり着いたかなって言う。えー、今回もそのものズバリで。
　　　　ハッピーサマーウェディング。幸せな夏の結婚ですね」

ということで、モーニング娘。第９弾シングルのタイトルは「ハッピーサマーウェディング」に大決定！！そして、新メンバー４人にとって初のレコーディングも、教育係の指導もあってこの日に無事終了。