[ 新聞社トップ ] [ 第2面 ] [ 第3面 ]
2002
月刊ポストペット 1月号


月刊ポストペット 1月号
ポストペット新聞社[ 2001年12月1日発行 ]




TOPICS

おまけも豪気なトレジャーハンター!
お宝満載のアンダーグランドマーケット終了

 2001年11月15日(木)から17日(土)の3日間、むしとりの森のテントにて「帰ってきたトレジャーハンタープリンのアンダーグランドマーケット」が開催された。
 今回のマーケットで販売されたお宝は、3コース各3種類、全部で9種類であった。1000Ptの「松」コースが「長寿のまじない」「望遠鏡」「虹のかけら」、 500Pt「竹」コースは「ボタン」「認定証」「ステキなひも」、50Ptの「梅」コースは「ライター」「どら焼き」「小さいメダル」という豪華なラインナップ。なかでも高価なレアもの「虹のかけら」や、通常はカメしか拾わない「長寿のまじない」とネコのみが拾う「ステキなひも」をゲットしたペットの飼い主は満足感もひとしおだったようだ。
 どの品物を入手できるかはペットの運次第なのは、数々の危機を知恵と力と強運で乗り越えてきたプリンらしいマーケットだといえるだろうか。すでに何度も拾っているものを貰ったり、入手した宝物を途中で落としたのか誰かにあげたのかして持ち帰らなかったりしても、胸中複雑な飼い主とはうらはらに無邪気に喜ぶペットがいるかと思えば、支払い価格に見合わないものでちょっとがっかりするペットもいたりして、満足度は品物の価値と比例するわけではないのもまた面白い。当たり外れもまた、アンダーグランドマーケットの楽しさのひとつである。
 また、どういう観点かは不明だがプリンに気に入られたペットたちもいて、購入の品に加えて特別におまけも貰ったらしい。聞き取り調査を行った結果、プリンが生まれ故郷カーンサイで買った「あめちゃん」、ガーモス国にある、ありがたい「トゲ付き地蔵」の復刻品、伝説のお部屋の復刻品「パニックセット」といった品であったことが判明した。いずれもなかなかの貴重品である。
 今回のマーケットに訪れたペットは3日間延べ人数で約3万匹で、トレジャーハンターのプリン氏は1千万Ptほどの売り上げを手に入れたと推定される。これを軍資金にして、また新たな冒険の旅に出発したプリン氏は、いまはどこにいるのだろうか? 次のマーケットにも、すてきなお宝を持ってきてくれるよう期待して、再会を楽しみに待とう。


NEWS!

2001年の締めくくりは、舞踏会でゴージャスに
12月のイベント「ミッチー☆王子のタンゴ DE クリスマス」


 12月、ポストペットパークにもクリスマスツリーが登場し、美しい銀世界に変わる季節である。そしてまた、あの氷の島「ミッチー☆アイランド」に住むミッチー☆王子がやってくる。
 にぎやかでゴージャスなことが大好きなミッチー☆王子は、今年も1年の締めくくりにふさわしいパーティーを開催して、パークのみんなを楽しませてくれるという。
 昨年のクリスマスパーティーとは趣を変えて、今年は1999年の「ミレニアム舞踏会」以来2年ぶりの大舞踏会、しかも曲目はタンゴである。写真撮影が趣味の執事・じいも、ここぞとばかりに大張り切りなので、ペットのみなさんは、いつカメラを向けられてもいいように、おめかしして参加しよう。
 この「ミッチー☆王子のタンゴ DE クリスマス」は、2001年12月20日(木)から22日(土)までの3日間開催される予定。会場は氷の島「ミッチー☆アイランド」の「ミッチー☆キャッスル」で、ミッチー☆王子の大盤振る舞いにより参加費も手土産も必要ない。ただし、混雑を緩和して優雅に舞踏会を楽しむために、参加回数は1ペットにつき会期中1回のみである。
 この舞踏会が終わったのち、ミッチー☆王子とじいは、ミッチー☆アイランドをパークに接岸させたまま、台湾のポストペットパークに向かう予定になっている。12月24日(月)から26日(水)の3日間、台湾に滞在するが、この間は別のミッチー☆アイランドで過ごすという。どうやらミッチー☆王子は複数のミッチー☆アイランドを所有しており、なおかつ島とは別になんらかの交通手段も持っているとみられ、そのへんにもミッチー☆王子の財力の大きさがうかがえる。


開発者通信 もう年末ですね。
 年末といえばクリスマス。クリスマスといえば、プレゼントですよね。
 クリスマスプレゼントの定番(?)といえば、ゲームソフト、でもあるんですが。
 ポストペットの開発会社、ペットワークスを設立したときの目標は、実は2つありまして、ひとつは「PostPet2001」の開発、もう一つは「ゲーム機で動くコミュニケーションソフトの開発」というのがありました。
 で、実際のところ、あるハードを対象にして、企画を練ったり、試作を作ってもいたのですが、諸事情がいろいろありまして、少し前に開発を中断しました。いえ、全部あきらめたわけではないのですが「ゲーム機でのネット環境」が「パソコンによるネット環境」とくらべると、現在はまだあまりいい感じではないので、だったらパソコンで動くPostPet3(仮称)を真剣にやったほうがいいんじゃないか、という結論になったわけです。
 そういういきさつもありまして、PostPet3(仮称)には、多少ゲーム的な要素も入ってくるとは思います。まあ、本当のネットゲームみたいなモノ(ウルティマオンラインとか)を想像されても困りますけど、かるーくゲームっぽいというか。
 ただ、僕も世代的にはゲーム世代なんですけど、ちょっと前まであんなにやっていたゲームを最近はあんまりさわっていないんですよね。
 どうなんですかね、みなさん。子供とか大学生はゲームをやっているのでしょうか? やっぱりみんな携帯のメールとかインターネットで楽しんでいるような気もするのですが。
 真鍋さんが今ICCで展覧会に参加していますけど、そのキュレーションをやっている、桝山さんが本を出しています。「テレビゲーム文化論」という本です。ポストペットや「どこでもいっしょ」に関する記述もあります。
 この中には、テレビゲームがどのようにして生まれ、そして今後どのようになっていくのか、という考察があるのですが、ここで、桝山さんは「コンピュータゲームは今後、体を持ったロボットになっていく」という結論を出しています。
 うーん。そうなのか。でも、最近新しいゲームにはびっくりしなくても、新しいaiboや、1/12ザクには、ちょっとドキドキしますしね。真鍋さんも実体を持った人形に傾倒していたりもするし。
 触れる、ってことは、すごく可能性を持ったことなのかもしれません。
 そういえば、ポストペットにも『「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンドみたいなものを実現する』という視点があったわけで、最終的にはロボットのような「実体を持ったモノ」になってもおかしくはないんですよね。殴ったら、反撃されたりもするような。まあ、来年はないと思いますが、2010年くらいのポストペットはひょっとしたら、ロボットになっているかもしれません。その場合は、すごく小さなロボットがいいなぁ。5cmくらいのロボットとか。
 そうそう、お台場にある日本科学未来館でも「ロボット・ミーム展」という展覧会をやっています。ロボットに興味のある人には、かなりそそられる内容になっているようですね。僕も見に行くつもりです。
 それではみなさん、ちょっと早いですが、良いお年を。
 そして暴飲暴食には気をつけて(自戒をこめて)。


[PR]
ADSLほっとウィンターキャンペーン
[ 1 ] [ 新聞社トップ ] [ 第2面 ] [ 第3面 ]

ポストペットのご案内 | お問い合わせとQ&A | お試し版とアップデータ | お楽しみコーナー
ポストペット予定表 | サイトマップ | 目的別ガイド | 日本語版トップページ