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ピンクカメオが死ぬ

2022年04月29日 11時39分

07年NHKマイルカップ(JpnⅠ)に優勝し、現役引退後は北海道千歳市の社台ファームにて繁殖牝馬として繋養されていたピンクカメオ(牝18歳)が4月28日に死んだ。同馬は4月14日にブラックタイドの牡馬を出産した直後から体調不良に陥り、4月28日に起立不能となり、その後死亡が確認された。通算成績は21戦4勝。重賞は前記の1勝。

社台ファーム 東礼治郎場長:1歳3月から育成に来て以来、引退繁殖となってからもずっと金子オーナーの所有馬として当牧場で預からせていただいていました。素直で丈夫で扱いにまったく苦労することはありませんでしたので、突然の別れにスタッフ一同驚き、そして悲しんでいます。GⅠ勝ち馬としてこれからも当牧場で長生きしてほしかっただけに残念でなりません。遺された血を繋ぎ、いつかピンクカメオのようなGⅠを勝てる馬を育てることが最大の供養だと思いますので、これからも精進していきます。どうか安らかに眠ってほしいと思います。これだけの名馬を預けてくださった金子オーナーにも、厚く御礼を申し上げたいです。ありがとうございました。


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