ホンダは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー14において、欧州向け『HR-V』のプロトタイプ車を初公開した。
HR-Vは、日本で2013年12月に発売された『ヴェゼル』の海外での車名。すでに、米国仕様が、HR-Vを名乗ることが決定しており、欧州でもHR-Vの名前が使われることになる。
今回、パリモーターショー14で初公開されたのは、欧州向けHR-Vのプロトタイプ車。欧州では、小型SUV市場が急成長中。ホンダは競争激しいこのセグメントに、HR-Vで参入する。
パリモーターショー14の会場では、ホンダは欧州仕様の搭載エンジンを発表。直噴1.5リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」に加えて、欧州向けらしく、1.6リットル直列4気筒ターボディーゼル「i-DTEC」が設定される。
なお、ホンダはHR-Vの欧州投入時期について、「2015年夏の発売を予定」と説明している。