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日本初のプロテスタント教会のスケッチ図をバークガフニ環境・建築学部長が発見

2009年05月11日
 日本初のプロテスタント教会のスケッチ図を本学環境・建築学部長のブライアン・バークガフニ教授が発見し、メディア等で注目を集めている。
 同教授が発見したのは、江戸時代末期に日本初のプロテスタント教会として長崎に建設された「英国聖公会会堂」の完成直後のスケッチ図で、英国立公文書館に所蔵されているもの。
 同教会の詳細は今まで不明だったが、教会管理人の一人が英国の政商トーマス・グラバーだったことも分かり、同教授は「当時の外国人居留地の文化を知るうえで非常に貴重」と話している。
 同教授は、比較文化、長崎の国際交流史が専門で、グラバー家をはじめとした旧長崎外国人居留地に関する研究論文や著書を多数執筆している。

○長崎総合科学大学に環境・建築学部が誕生
http://www.nias.jp/new2009/index.html

○長崎総合科学大学 環境・建築学部
http://www.nias.ac.jp/faculty/human/index.html

長崎英国領事館が報告した「英国聖公会会堂」の外観スケッチ

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ブライアン・バークガフニ環境・建築学部長

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