ジャーニーマンと呼ばれたジョシュ・マカウンのNFLキャリアは続く――今度はコーチとして。

カロライナ・パンサーズがクオーターバック（QB）コーチとしてマカウンを採用すると『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地10日（金）に伝えた。その後チームから正式発表があり、同時にシニアディフェンシブアシスタントとしてドム・ケイパースが採用されたことも明らかになっている。

ヘッドコーチ（HC）フランク・ライクの下で働くことになるマカウンは以前からリーグのコーチングに関心を示していた。経験は少ないものの、2021年にはヒューストン・テキサンズのHCの座を巡って面談を受けたが、選ばれたのはデビッド・カリーだった。2022年にもマカウンは再び面談に訪れたが、この時はラビー・スミスが採用された。

元クオーターバックのマカウンは現役中に9つのチームでプレーした。カロライナでは2008年から2009年の2年間を過ごしている。2019年に40歳で引退し、キャリア通算成績は1万7,731パスヤード、タッチダウン98回、インターセプト82回だった。

マット・コラル、サム・ダーノルドやP.J.ウォーカーといったすでにロースター入りしているQBたち、あるいはこれから獲得するスターターかもしれないが、マカウンは近年のパンサーズにとって期待外れに終わっていたポジションのプレーを向上させるという役目を任されることになる。

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