山梨県の峡東地域に広がる扇状地を活用した果樹栽培が県内で初めて世界農業遺産に選ばれました。
世界農業遺産は、伝統的な農業やその景観などをFAO国連食糧農業機関が認定します。
甲州、笛吹、山梨の峡東3市と県で作る推進協議会は扇状地に広がるブドウ棚などの果樹栽培を世界農業遺産にしようと活動を続けていて、18日、認定が発表されました。
2015年に推進協議会が発足してから国内選考落選や新型コロナによる現地視察の中断などを経て7年越しの悲願が実りました。
県内で世界農業遺産に認定されたのは今回が初めてで、国内では13地域となります。