高知県宿毛市出身の大相撲元関脇「豊ノ島」さんが県のスポーツ応援大使に就任することになり、東京で委嘱式が開かれました。

県のスポーツ応援大使に就任したのは、宿毛市出身の大相撲元関脇で、現在はタレントとして活動している「豊ノ島」さんです。

豊ノ島さんは宿毛高校卒業後、2002年に初土俵。身長168センチと小柄ながら、技巧派の力士として活躍しました。

2011年からは宿毛市で「ちびっこ相撲大会」を開催するなど、相撲人口を増やす取り組みにも力を入れています。

3日に開かれた委嘱式では、濵田知事から委嘱状が手渡されました。県のスポーツ普及や周知活動を担う県スポーツ応援大使には、これまでに宿毛市出身のタレント間寛平さんや車いすラグビー日本代表の池透暢選手らが委嘱されていて、豊ノ島さんで6人目です。

(豊ノ島さん)
「小さい時から高知で相撲やってきて、体を動かすことは好きでやってきたことなので。今ちょっと子どもたちがスポーツから離れている現状があると思うので、もっと子どもたちにスポーツを身近に感じてもらって、その中で相撲にも興味が出てきた子には相撲もやってもらえたらなと」