「0増5減」比例転出議員は名簿上位で処遇 自民党[2014/06/17 00:20]

 自民党は、衆議院選挙制度改革で選挙区を失う現職議員について、次の衆議院選挙では比例名簿の上位で処遇する方針を決めました。

 「0増5減」は、衆院の「1票の格差」の是正措置として、福井、山梨、徳島、高知、佐賀の5県でそれぞれ定数が3から2に減ることになっています。これを受けて、自民党は16日の役員会で、選挙区から比例に転出する現職議員については、比例名簿の上位で処遇する方針を決めました。石破幹事長は「比例に転出する議員と選挙区に残る議員の協力関係ができるかに重きを置く」と述べ、地元の事情を考慮しながら候補者選定を急ぐ考えを示しました。

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