「中国政府の非人道的な経験を…」陳光誠氏が批判[2013/10/03 14:07]

 中国からアメリカに渡った盲目の人権活動家・陳光誠氏がワシントンの大学で、特別客員研究員を務めることを明らかにし、「中国政府の非人道的な経験を共有したい」と話しました。

 陳氏はワシントンにあるアメリカ・カトリック大学で、来年9月から3年間、特別客員研究員を務める予定です。中国の人権問題を告発してきた陳氏は去年4月、当局による自宅軟禁から脱出し、翌月、アメリカに渡りました。ニューヨーク大学から支援を受けていましたが、今年6月に打ち切られていました。陳氏は2日の会見で、「中国政府による非人道的な行為の経験を共有したい」と語りました。また、表現の自由に対する中国政府の厳しい取り締まりは、「市民がインターネットなどの技術を利用しやすくなり、政府が恐れているからだ」と批判しました。

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