1日、東京競馬場で行われた第23回
根岸S(4歳上、GIII・ダート1400m)は、
岩田康誠騎手騎乗の4番人気
フェラーリピサ(牡5、栗東・白井寿昭厩舎)が、好位追走から抜け出し、外から伸びた5番人気
ヒシカツリーダーの追撃をクビ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分22秒1(重)。さらに3/4馬身差の3着に7番人気
セントラルコーストが入った。1番人気
バンブーエールは5着。
勝った
フェラーリピサは、
父Touch Gold、
母ドリータルボ(
その父Capote)という血統の米国産馬。07年1月にデビューし、同年の
兵庫チャンピオンシップ(交流GII)で重賞初制覇。今回と同条件で行われた昨年5月の欅S(OP)では1分21秒9(不良)のレコード勝ちを収めている。今回は昨年9月の
エルムS(GIII)を勝って以来、約4か月半ぶりの出走だった。通算成績19戦7勝(うち地方2戦1勝、重賞3勝)。
鞍上の
岩田康誠騎手は、
ワイルドワンダーで制した昨年に続く連覇。
JRA重賞は昨年の朝日杯フューチュリティS(GI、
セイウンワンダー)以来となる勝利で通算25勝目。管理する白井寿昭調教師は
フェラーリピサで制した昨年の
エルムS以来となる
JRA重賞制覇で、通算41勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。