5日、函館競馬場で行われた
大沼S(3歳上OP、ダート1700m)は、
岩田康誠騎手騎乗の1番人気
フェラーリピサ(牡4、栗東・白井寿昭厩舎)が、道中は中団を追走し、3コーナー手前から一気にマクると、直線ではさらにひと伸びを見せ、後方から差を詰めた7番人気
メイショウサライに1.1/2馬身差をつけて完勝した。勝ちタイムは1分43秒7(良)。さらにアタマ差の3着には2番人気
キングトップガンが入っている。
勝った
フェラーリピサは、
父Touch Gold、
母ドリータルボ(
その父Capote)という血統の米国産馬。07年1月にデビューし、2戦目の未勝利で勝ち上がると、続く
ヒヤシンスS(OP)を4馬身差で快勝。
兵庫チャンピオンシップ(交流GII)では1番人気に応え重賞初制覇を飾った。その後も
ユニコーンS(GIII)2着、
コーラルS(OP)2着など、ダートの重賞やオープンで好走を見せ、前走の欅S(OP、東京・ダート1400m)では1分21秒9(不良)のコースレコードで勝利を収めていた。通算成績15戦5勝(うち地方1戦1勝、重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。