31日、東京競馬場で行われた欅S(3歳上OP、ダート1400m)は、
内田博幸騎手騎乗の1番人気
フェラーリピサ(牡4、栗東・白井寿昭厩舎)が、道中2番手追走から、直線では先に抜け出した7番人気
ヴァンクルタテヤマとの叩き合いをアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは1分21秒9(不良)のコースレコード。従来のレコードは昨年のこのレースで
トウショウギアが記録した1分22秒3(稍重)で、今回これを0.4秒更新した。さらに1.3/4馬身差の3着には好位から伸びた3番人気
テイエムアクションが入っている。
勝った
フェラーリピサは、
父Touch Gold、
母ドリータルボ(
その父Capote)という血統の米国産馬。07年1月にデビューし、2戦目の未勝利(京都・ダート1800m)で勝ち上がると、続く
ヒヤシンスS(OP、東京・ダート1600m)を4馬身差で快勝。
皐月賞(GI)16着から臨んだ
兵庫チャンピオンシップ(交流GII)では1番人気に応え重賞初制覇を飾った。その後も
ユニコーンS(GIII)2着、
コーラルS(OP)2着など、ダートの重賞やオープンで好走を見せていた。通算成績14戦4勝(うち地方1戦1勝、重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。