4日、
園田競馬場で行われた
兵庫チャンピオンシップ(3歳、交流GII・ダート1870m、1着賞金3000万円)は、単勝1.3倍の圧倒的1番人気に推された
岩田康誠騎手騎乗の
フェラーリピサ(牡3、栗東・白井寿昭厩舎)が、スタートで大きく出遅れながらも道中で追い上げ、2番人気
ヤマカツブライアンに3馬身差をつけて完勝した。勝ちタイムは2分02秒9(良)。さらに3馬身差の3着には7番人気・地元兵庫の
エンタノメガミが入った。
勝った
フェラーリピサは、
父Touch Gold、母Dolly Talbo(
その父Capote)という血統の米国産馬。今年1月にデビューし、2戦目の未勝利戦(京都・ダート1800m)で勝ち上がると、続く
ヒヤシンスS(OP、東京・ダート1600m)を4馬身差で快勝。2番人気で臨んだ
スプリングS(GII)は9着、前走の
皐月賞(GI)も16着と、ここ2走は芝で大敗していたが今回の勝利でダートでは3戦3勝となった。通算成績6戦3勝(うち地方1戦1勝、重賞1勝)。