タレントで歌手の中川翔子が9日、神奈川・相模原市で行なわれた「はやぶさ打ち上げ10周年記念・はやぶさ2打ち上げカウントダウン」イベントに出席した。

「はやぶさ打ち上げ10周年記念・はやぶさ2打ち上げカウントダウン」イベントに出席した中川翔子

相模原市は、市内にある宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)で開発された小惑星探査機・はやぶさの打ち上げから10周年を迎えたことを記念し、16日まで"はやぶさウィーク"として各種講演会やイベントを開催する。初日に行なわれたイベントでは、2014年に打ち上げ予定のはやぶさ2を応援するため、JAXAの研究施設がある4市2町で組織された銀河連邦の大統領補佐官に、宇宙好きを公言する中川が任命された。

「重いし暑いし苦しいけど、幸せ!」と宇宙服姿で登場した中川は、はやぶさプロジェクトマネージャーでJAXA宇宙科学研究所の川口淳一郎教授から任命状を手渡され、「川口教授から頂くなんて。天国のおじいちゃん、見てますかー!?」と大感激。「宇宙はどんな胃薬よりも効く薬。深海と宇宙、どっちも行くまでは死なない」、「大人になっても宇宙のことでワクワクする。奇跡と感動を与えてくれたはやぶさと、同じ時代に生きていることがうれしい」と宇宙の魅力を興奮気味にまくし立てた中川は、大好きな木星に行って帰ってくることも可能になると聞き、「木星婚や木星出産もあるかも。いつか宇宙でコンサートがしたい」とにっこり。また、イベントには銀河連邦ヒーローのサガミリオンも登場し「今日は宇宙とヒーローがダブルで、クリスマスとお正月がいっぺんに来たみたい!」と頬を紅潮させていた。

イベント終了後、報道陣の取材に応じた中川は「今日は最新技術の話を聞いて、これから生きるのが楽しみになりました。はやぶさ2にみんなで元気玉を送りたい」と意気込み、「早く子どもを産んで、宇宙やはやぶさの素晴らしさを語り継ぎたいですね」と願望を吐露。1番好きな惑星だという木星について「小惑星がぶつかっても体で受け止めてくれるダンディところが格好良い。声優の大塚明夫さんみたいに男らしくて包容力がある」と魅力を語り、「命という概念を抜きにしたら木星と結婚したい」とニンマリ。また、報道陣が8日に開催されたAKB48選抜総選挙について触れると、「ネットで見ました。AKB48も良いけど、惑星の総選挙をやって欲しい。全力で木星を応援する」と返し、はやぶさ2のニックネームは?と聞かれると「プレッシャーに負けずに頑張って欲しいから、“指原さん”ですかね」と同選挙で首位になったHKT48・指原莉乃を引き合いに出して報道陣の笑いを誘っていた。