2位の映画『ナインハーフ』ミッキー・ロークとキム・ベイシンガー。ミッキー・ロークが一番輝いていたのもこの頃
 - 写真:Photononstop/アフロ

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 イギリスのエンタメニュースサイトdigital spyが、「映画に出てくる名セックスシーンベスト10」を選出した。

 1位に輝いたのは、1973年のイギリス=イタリア映画で、ニコラス・ローグ監督の映画『赤い影』。ドナルド・サザーランドとジュリー・クリスティのあまりにリアルなセックスシーンに、実際に事に及んでいるのでは?とのうわさも流れたのだそうだ。2位は、エイドリアン・ライン監督の映画『ナインハーフ』。ミッキー・ロークとキム・ベイシンガーの、目隠しや氷を使ってのプレイはあまりに有名だ。

 3位は、デヴィッド・リンチの映画『マルホランド・ドライブ』で、ナオミ・ワッツとローラ・エレナ・ハリングがソファで繰り広げる官能的なシーン。9位には、「サウスパーク」のクリエイター、トレイ・パーカーとマット・ストーンによる操り人形ヒーロー映画、『チーム★アメリカ/ワールドポリス』がランクイン。パペット同士があらゆる体位を試すシークエンスがあるが、あまりの過激さに、人形同士といえど成人映画に指定されそうになり、一部カットされた経緯がある。

 その他の作品は以下の通り。共感できる作品は何本あるだろうか。

4位 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(チアリーダーの格好をした妻とヴィゴ・モーテンセン演じるトムが絡み合う)
5位 『硝子の塔』(シャロン・ストーンとウィリアム・ボールドウィン。『氷の微笑』同様、ストーンは期待を裏切らず惜しみなく官能的)
6位 『セクレタリー』(ジェームズ・スペイダーとマギー・ギレンホールのSM的な上司と秘書の関係)
7位 『ゴースト/ニューヨークの幻』(パトリック・スウェイジとデミ・ムーアが、ろくろを回しながら絡み合っていくシーン)
8位 『ブロークバック・マウンテン』(ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールの切なくも確かなエロティックシーン)
10位 『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』(ついに結ばれたベラとエドワード)

(鯨岡孝子)