ミランFWアレシャンドレ・パトにとって、ステファニー元夫人との離婚は高くつくことになりそうだ。2カ月前に弁護士を通じ、月額約2000ユーロ(約22万円)の支払いを申し出ていたパトだが、リオ・デ・ジャネイロの裁判所は、パトに年俸の20%をステファニーさんに支払うことを命じた。さらに、広告収入の20%も元夫人の手元に渡るという。最終的には、パトは年間で約80万ユーロ(約9000万円)を支払わなければならなくなる。

ただし、これは一時的な決定とのことで、離婚が正式に認められてから、パトが支払わなければならない金額が変わる可能性もあるという。

リオの有名弁護士事務所の専門家は、「婚姻期間の短さからも、養育しなければいけない子供がいないことからも、無意味で愚かな決定だ。そもそも、ステファニーさんが仕事の世界に再び戻るのに苦しんでいると考えることはできない。だから、これだけの額になる理由は理解できない」と話している。

現時点で、両者の弁護士からコメントは発表されていない。確実なのは、わずか1年前に挙げた結婚式の費用100万ユーロ(約1億1000万円)よりも、パトにとってはずっと高くつくことになったということだけだ。